一体いくらになる?約1,000馬力を発揮するトップフューエル・ホンダ「S2000タイプRR」がオークションにて出品へ。数々のコースレコードを更新してきたタイムアタック界のレジェンド

2020-05-27

~あの国内タイムアタックにてとんでもない記録を打ち立てたレジェンドがオークションに登場!~

2020年夏ごろに開催されるBHオークションにて、ホンダの2ドアスポーツクーペ「S2000」をベースに、トップフューエルが過激チューニングを施した国内主要サーキット向けのタイムアタック専用マシン・「S2000タイプRR(Honda S2000 Type RR)」が出品されます。

このモデルは、富士スピードウェイや鈴鹿サーキット、岡山国際サーキット、オートポリスのチューニングカーレコード4冠を見事達成したタイムアタック界における伝説とも言われ、2012年・2013年にはワールドタイムアタックチャレンジのためにオーストラリアでもその頭角を現した一台でもあります。


~エンジン改造により1,000馬力を発揮するクレイジーマシンに~

そんな「S2000タイプRR」に採用されるパワートレインは、ボアアップした排気量2.3L F20C直列4気筒エンジンに加え、巨大なGCGギャレットGTX3582Rターボチャージャーを搭載することで、最高出力 約1,000hpを発揮するとのこと。

駆動方式は後輪駆動(FR)で、カーボンツインディスククラッチを備えたHolinger RD6Sシーケンシャルトランスミッションがブーストされた4気筒エンジンに搭載されているとのことで、更にはエンドレス製の超強力ブレーキングシステムやエンドレス製アジャスタブルダンパー、アイバッハスプリングも装備しています。

~エンジンスペック以上に過激なのがその見た目~

外観については、強力なダウンフォースを生成するように設計された空力ボディキットがインストールされ、その周りにはカーボンファイバ製デュアルフロントカナード、大きく張り出したワイドウィングレット、フロントスプリッターを装着。
更には、外付けリベット止めとなるオーバーフェンダーも装着されたゴリゴリ仕様に仕上げられていますね。

リヤはこんな感じ。
サイドにも大きく張り出した巨大なリヤディフューザーを搭載し、巨大なストレーキを採用。

こちらは固定式の超巨大リヤウィング。これはマジでデカい…
サイドウィングの垂れ幕も相当な面積を占めていますが、これで強烈なダウンフォースを生成。
最高時速に対して何kgのダウンフォースを発生するのか気になるところです。

こちらはサイドマフラー。
特注のサイドスカートにナチュラルにマッチするように設計しているそうです。

インテリアはこんな感じ。
MOMO製ステアリングホイールに加え、非常に簡素化されたダッシュボード周り。

軽量化のために余分なパーツは全て排除しているところも素晴らしいですね。
なお、オークションでの予想落札価格は公開されていないものの、数千万円クラスの価値を持つことは間違いないと思います。

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Reference:CARSCOOPS