ワイド過ぎて違和感しかない…過激ワイドボディキットを装着したフェラーリ「F12ベルリネッタ」がeBayにて販売中。価格帯もかなり攻めた設定に
～かなりアグレッシブな「F12ベルリネッタ」がeBayに登場！～
フェラーリのフラッグシップV12モデルを過激にカスタムした「F12ベルリネッタ(Ferrari F12 Berlinetta)」が、中古販売サイトeBayにて販売されています。
今回販売されているモデルは、アメリカ・アリゾナ州スコッツデールのオーナーが出品している個体で、更には2019年に開催のSEMAショーにも出展されたCreative Bespokeの特別なデモカーなのだそう。
eBayでの販売価格は約3,750万円と「812スーパーファスト(812 Superfast)」の新車価格とほぼ同じ設定値であり、しかし実際にカスタムした価格帯と車両本体価格を含めると約5,000万円にまで到達するレベルなので、そういった意味では少しお買い得なモデルなのかもしれません。
～そのワイド感はリバティーウォーク並みに過激～
早速過激カスタムモデルを見ていくと、Duke Dynamicsのフルカーボンファイバ製ワイドボディキットが装着されており、元々ワイドなボディを持つ「F12ベルリネッタ」が、より一層ワイドになってちょっと違和感を感じる程。
フェンダー部分の張り出しが相当にエグく、バンパー周りの輪郭がスクエア型にて強調されているのがわかりますね。
もう少し角度を変えてみるとこんな感じ。
フロントバンパー部分にもカーボンファイバーパーツが装着され、激渋なグレーカラーとのメリハリもしっかりと効いてクールな仕上がりになっています。
サイドから見てみるとこんな感じ。
ロングノーズ・ショートデッキスタイルは変わらずですが、フェンダー周りやドアサイドパネル部分にはブラックのカーボンアクセントによって立体感を演出。
サイドフェンダー付近のプランシングホースの背景色もレッドを採用していて引き締まったデザインに。
あとはサイドスカートも装着されて、より低さが際立つようになっていますね。
これはシンプルにカッコいい。
～リヤもかなりまとまりのある仕上がりに～
リヤエンドはこんな感じ。
このボリューム感のあるお尻がたまりませんね。
カーボンファイバ製のリヤディフューザーと、カーボンファイバチップエンドをインストールしたクワッドエキゾーストパイプによるダイナミックなスタイリング、更にはカーボンファイバ製のリヤウィングも装着されています。
この他には、Komperession Luxury鍛造3ピースホイールや、Novitecサスペンションがインストールされ、適度なローダウンと見事なツライチに。
ちなみにボディカラーは、フェラーリのラインナップカラーでも非常に稀と言われているテーラーメイドのAlluminio Opacoにペイントされています。
～エンジンスペックも800馬力までチューニング～
何とリヤトランクルームにはスピーカーセットも。
気になるパワートレインですが、排気量6.3L V型12気筒自然吸気エンジンはそのままに、ECUセットアップやダウンパイプ、ヘッダーXパイプ、キャットバックを含むFrequency Intelligent(FI)エキゾーストを採用することにより最高出力800hpへと向上。
駆動方式は後輪駆動(FR)、トランスミッションは7速DCTを搭載しますが、あまりにもパワーがあり過ぎて激しくホイールスピンしそうな予感がしますね。
インテリアは非常にシンプル。
シートはレッド系のフルレザーを採用し、ステアリングホイールはレザーとカーボンのバイマテリアルタイプに。
あとはカーボンを多用せずにアルミのオーナメントトリムを採用していますね。
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