えっ、これがトヨタ「セリカ」?!eBayにてアストンマーティン「DB9ヴォランテ」に改造されたレプリカモデルが激安の約27万円にて販売中

2020-05-27

~意外と完成度の高そうなレプリカモデルが登場~

海外のインターネット中古サイトeBayにて、アストンマーティン「DB9ヴォランテ(Aston Martin DB9 Volante)」に改造されたレプリカモデルが約27万円という破格の値段にて販売されています。
実はこのモデル、6代目となるトヨタ「セリカT200(Toyota Celica)」をベースにしたデイブジョーンズキットカーを装着した改造モデルということで、その価格帯も世界トップクラスの安さを誇るレプリカだと言われています。


~フロント以外の完成度はそこまで高くなさそう?~

完成度としてはそこそこに高めな「DB9」のレプリカモデルですが、グラスファイバーキット製のヒンジ付きボンネットやグリル付きのフロントバンパー、フロント・リヤクォーターパネル、サイドスカート、ポップアップドアハンドル、リアルルーフパネル、トランクリッドといった14種類の主要パーツを交換しているとのことで、その改造具合も結構本格的(但し前後のアルミホイールが異なるのはかなり気になるポイント…)。

リヤデザインの完成度はかなり低そうですね…リヤテールランプはまさかの丸形テールライトを採用し、リヤウィンドウも装備されずに常にオープン状態なので、雨の日の走行はかなり厳しいと思われますし、完全オープンで走行すること前提で改造されたモデルだと思われます。

そしてこちらがベースとなった「セリカT200」。
見た目は全く異なるものの、細部を見ていくとAピラー周りやサイドミラーなどはそのままといった感じでしょうか。

気になるパワートレインについてですが、流石に排気量5.9L V型12気筒エンジンは搭載されず、排気量2.0L 直列4気筒エンジンをそのまま搭載。
エンジンチューニングなどは施されず、足回りや走行性能などは「セリカT200」そのままとのことです。

~国産車ベースのレプリカモデルは結構登場している~

アメリカ・マサチューセッツ州スプリングフィールドにて、1993年式のホンダ「シビック」をベースにメルセデスベンツ「Cクラス(Mercedes-Benz C-Class)」風に改造したレプリカモデルが販売されています。

これまで、ホンダ「シビック」をベースにしたレプリカモデルというのは聞いたことがありませんでしたが、どういった目的で「Cクラス」のレプリカモデルを製作したかは一切不明。
ただ、世界クラスで見てもこうしたレプリカモデルは見たことがなく、恐らく今回中古車市場にて登場している「Cクラス」のレプリカは世界初だと思われます。

ちょっと映画「ワイスピ」っぽいカスタムにも見えるが?

見るからに違和感たっぷりの改造車ではあるものの、フロントヘッドライトの形状やリヤテールライトは「Cクラス」風で、フロントバンパーやフロントフードもオリジナルにカスタムされたものだと予想されます。

サイドから見てみるとこんな感じ。
ガッツリと車高が落とし込まれたシャコタン仕様で、サイドスカートもすぐに擦りそうなほどの低さ。
フェンダーの張り出しも結構凄いですが、大口径タイヤアルミホイールはガッツリと内側に入り込んでいるようにも見えます。
ブレーキキャリパはボディカラー同様にレッドに設定され、非常にスポーティではあるものの、その効き目がどの程度なのかが気になるところです。

リヤプロファイルはこんな感じ。
確かにリヤテールランプも旧型「Cクラス」っぽいですね。
オーナーは相当にメルセデスベンツが好きなのでしょう。

いやいや!元オーナーはランボルギーニも好きだったはず!

そして何とも過激なのがドアオープン方式。
何と運転席・助手席側はランボルギーニ「カウンタック/ディアブロ/ムルシエラゴ」と同じ上に開くシザードア(ガルウィングの方が伝わりやすい?)を採用。

後席は従来通り横開きのスタイルですが、これだけのカスタムを施しての費用がどれぐらいなのかがとても気になるところですね。

なお、これだけのカスタムが施されての中古車販売価格は約50万円と激安。
走行距離などは明らかになっていませんが、イベント用のデモカーなどでDADカスタムにすればかなり目立つ一台ではないかと思いますね。

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Reference:eBay