【何を血迷ったのか?】フェラーリF8トリブート(F8 Tributo)の見積もりしてみた。総額36,108,760円、残価75%だと月々の支払いはどうなるのかシミュレーションしてみよう

2020-09-27

ひょんなきっかけでF8トリブートの見積もりを作成することに

さて唐突ではありますが、(何を血迷ったのか…)いつもお世話になっているフェラーリディーラーにてV8ミドシップスーパースポーツ・F8トリブート(Ferrari F8 Tributo)の見積もりを作成することに。

とても信頼している担当セールスさんと色々と相談事を進めていたところ、ひょんなことから488GTBの後継モデルとなるF8トリブートの見積もり作成を提案頂き、ザっとした全体の費用感と支払いパターンをシミュレーションしてみました。

フェラーリ最後のV8ツインターボ&ノンハイブリッドミドシップモデルということで、おまけに488ピスタ(488 Pista)と同じスペックを持つということもあり、かなり魅力的な内容になっていますが、まずは現実的にどれだけの金額が必要となり、購入するにあたってどれだけの準備が必要になるのかを見ていきたいと思います。


F8トリブートの見積もり内容はこうなっている~

【F8トリブート見積もり内容】

①車両本体価格:33,280,000円
・ボディカラー:ロッソコルサ(Rosso Corsa 322)無償カラー
・インテリアカラー:ネロ(NERO 8500)無償カラー
・カーペットカラー:ネロ(NERO 152)無償カラー

②メーカーオプション:1,901,900円
・カーボンファイバーエンジンカバー:無償
・スクーデリアフェラーリシールド:無償
・フルエレクトロニックシート:無償
・フロント+リヤパーキングセンサー:無償
・ブラックブレーキキャリパー:無償
・マットグリジオコルサホイール(20インチ):231,000円
・スポーツエキゾーストパイプ:69,300円
・パッセンジャーディスプレイ:415,800円
・アダプティブ・ヘッドライト:231,000円
・サスペンションリフター:462,000円
・リヤパーキングカメラ:246,400円
・フロントバンパープロテクションフィルム:246,400円

③ディーラーオプション:4,400円
・ETC  SETUP:4,400円

④税金・保険料:611,570円
⑤販売諸費用:310,890円

総支払額(①+②+③+④+⑤):36,108,760円

見積もり内容としてはザっとこんな感じ。

総支払額は約3,610万円と非常に高額で、メーカーオプションはかなり抑えて(しかもカーボンパーツ無し)約190万円ほどとなりました。

やはりフェラーリのメーカーオプションは非常に高いんですけど、ある程度冷静に決めていかないと普通に500万円~1,000万円ぐらいのオプション費用になってしまいます。

ちなみにボディカラーは定番のレッド系となるロッソコルサで、インテリアカラーはオールブラックにまとめています。

意外にも、F8トリブートはスタンダード(無償)オプションが多かったのですが、これがテーラーメイドカラーになると300万円超えになったりでとにかく驚くことばかり。

おまけに納期やデポジット金額も変動してくるので、納期優先で考えている人はラインナップカラーから選択することをおススメします。

フェラーリのローン支払いをシミュレーションしてみよう

そしてここからが最も気になるであろう支払いパターンについて。

支払い方法としては一括キャッシュか通常ローン、そしてフェラーリファイナンスプランの残価設定の選択が可能となりますが、圧倒的に多いのは残価設定ローン。

一括キャッシュで支払うお客さんは非常に少なく、資産を残して月々の支払いを抑える残価ローンの方が多いようですね(スーパーカーに限らず国産車や欧州車でも残価設定ローンは広く活用されている)。

ちなみにフェラーリの残価率は、3年で最大75%と非常に高く(言い方を変えれば、車両本体価格から75%割引される考え)、ランボルギーニの最大70%(ウラカンは最大65%)やマクラーレンの50%に比べて支払い負担を最小限に抑え、更にはブランド価値も非常に高いので、3年後の売却の際には残債を支払うリスクの低いモデルとなっています(相殺かプラスになることが多い模様)。

そして気になる金利は1.9%と低金利なので、過分な手数料を支払う必要もないのも魅力的(トヨタの金利は4%を超えていて高い)。

上記の上で、75%の残価設定ローン(37か月)に設定した際の支払いパターンを見ていきましょう(実際にフェラーリディーラーにて試算して頂いた支払シミュレーションです)。

まずは頭金500万円とした場合。
これは正式に注文する際のデポジット金額となり、これ以上の頭金を支払わない場合の月々の支払いとなりますが、それであれば月々178,034円という計算になります。

続いては頭金750万円とした場合ですと、月々106,541円という計算に。
これは大幅に支払い負担が小さくなりましたね。BMW「M5」辺りを購入している感覚になりそう…
この辺りは結構現実的な数値かもしれません。

そして最後が頭金950万円とした場合。
1,000万円だと支払い残価を上回ってしまうため試算できませんが、950万円の頭金であれば月々49,347円という計算に。

イメージ的にはBMWやアウディ、メルセデスベンツ、レクサス等の残価設定を組んでいる感覚になりますね。

私としては一番支払いが楽でリスクも低い理想的な方法だと思います。

なお、私のこれまでの経験よりスーパーカーを購入するにあたっては、総支払額の半分のお金を準備しておけば、ある程度マージンを持って苦しい支払いをせずにスーパーカーを維持することができると考えていて(但し保険の支払額によって変化することも)、それはフェラーリでなくともランボルギーニでも経験しているので、スーパーカーを購入することを検討されている方は参考程度にしていただけたらと思います。

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