遂に「918スパイダー」の後継モデル登場か?!「917コンセプト」ベースと思われるポルシェの謎の特許画像が公開。これがニュルブルクリンク市販車最速を謳う一台か?

2020-05-27

~これが「918スパイダー」の後継モデルなのか?~

さて、以前より何かと話題となっていたポルシェ「918スパイダー(Porsche 918 Spyder)」の後継モデルについてですが、遂にそのモデルと思わしき特許画像が公開されています。
まだ現時点では、どういった位置づけのモデルになるのかまでは明らかになっていないものの、「911(992世代)シリーズ/718シリーズ」とは明らかに異なるエクストリームなスタイリングで、まるでケーニグセグのようなボディスタイルにも思えるそのデザインは、「917コンセプト」を取り入れたようなモデルではないかと思われます。


~デザインは「917コンセプト」そのものかもしれない~

早速今回の特許画像を見ていくと、真正面からのスタイリングはこんな感じ。
車高がめちゃくちゃ低いこと…そしてフェンダーの張り出しも凄いことになっていますね。
もしこれが「917コンセプト」をモチーフにしたモデルということであれば、相当なキープコンセプトに仕上げてきているのではないかと思います。

そしてフロントヘッドライトは5灯式のLEDタイプを採用し、同じハウジング内の直下にはウィンカーらしき水平基調のライトが確認できますね。
フロントロアグリルにも、同様の水平基調のライトバーのようなものが確認できますが、こちらはLEDデイタイムランニングライトの可能性も高そう。

サイドのスタイリングはこんな感じ。
トップルーフからフロントエンドまでの下っていくような傾斜も中々ですが、スタイリングからしてエンジンはリヤミドシップで間違いないでしょうね。
そしてドア開閉は横開きではなく、ガルウィングもしくはバタフライドアの可能性が高そうです。

エンジンフードの中央辺りに設けられたガラスフードらしきものも気になりますね。
ルーフスクープではないと思うのですが、円形に穴が空いていることから、エンジンをのぞき込むことができるのかもしれません。

そしてリヤエンドはこんな感じ。
格納式リヤウィングやセンター2本出しマフラー、特殊な形状を持つリヤバンパーも確認できますが、特にブラックの部分はカーボンファイバーパーツとなる可能性が非常に高いでしょうね。
そしてタイヤがとにかく極太…リヤタイヤで335/25R21ぐらいの規格を履かせている可能性も高そうです。

~この特許画像の実車版が公開されるのは早くとも2025年?~

なお、今回公開されている特許画像については、ポルシェからは特に公式のアナウンスはしていないものの、現車は早くとも2025年に公開されるとの噂も。
そしてこのモデルが、ニュルブルクリンクのノルドシュライフェコースを市販車最速記録となる6分30秒にて走り切るモデルになるのかもしれません。

パワートレインについては今のところ明らかになっていませんが、環境法規制などの絡みを考慮すると、「918スパイダー」同様にPHV(プラグインハイブリッド)を採用してくる可能性が高そうですね。

なお、2020年最新のニュルブルクリンク市販車最速ランキング10は以下の通り。

1位:ランボルギーニ「アヴェンタドールSVJ」・・・6分44.97秒
2位:ポルシェ「911GT2RS」・・・6分47.30秒
3位:Next EV「NIO EP9」・・・6分45.90秒
4位:ラディカル「SR8LM」・・・6分48.00秒
5位:ランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ」・・・6分52.01秒
6位:ラディカル「SR8」・・・6分56.08秒
7位:ポルシェ「911GT3RS」・・・6分56.40秒
8位:ポルシェ「918スパイダー」・・・6分57.00秒
9位:ランボルギーニ「アヴェンタドールSV」・・・6分59.73秒
10位:フェラーリ「488ピスタ」・・・7分00.03秒

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Reference:motor1.com