欧州市場向けのホンダ新型「ジャズ(日本名:フィット4)」に欧州初となるフロントセンターエアバッグを搭載。助手席側や後席との衝突を避けて安全性を大幅向上へ

2020-05-27

~意外にも欧州市場では初の搭載モデルのようだ~

欧州市場向けに販売されているホンダのフルモデルチェンジ版・新型「ジャズ(日本名:フィット4)」に、包括的な安全パッケージの一つとなる欧州市場初のフロントセンターエアバッグを搭載していることが明らかとなりました。

ホンダが開発したフロントセンターエアバッグは、運転席の左後部に取り付けられており、運転席と助手席間のスペースを広げることで、側面衝突の場合、正面からのエアバッグの接触を避けてサイドからの接触することにより、衝撃緩和並びに助手席にいる人との直接的な衝突を防ぐ画期的な安全装備となっています。


~フロントセンターエアバッグ搭載により、事故時の負傷率を85%以上も低減~

上の画像でもお分かりの通り、運転席側のエアバッグ自体は3つのアタッチメントテザーを使用しており、ドライバーの周りをカーブすることで、最大限の保護を施すように設定しています。
こうした安全装備の提供により、頭部側の負傷を85%、後席に座っている人の負傷を98%抑えることが可能になるそうで、ドライバーのみならず車内に乗っている全ての命を最大限護るよう設計されているとのこと。

もちろん、後部座席用においても二重構造エアバッグが採用されており、側面衝突の場合にドアとCピラーに対する衝撃から保護するとのこと。

このほかにも、ホンダは更に安全性能を向上させるHonda SENSINGを標準装備し、高精細且つ広角カメラを採用した衝突軽減ブレーキやアダプティブクルーズコントロール、レーンキープアシスト、交通標識認識、オートハイビームが全て装備されています。

モデルスタイルとしては、非常にシンプルなコンパクトスタイルから、SUVテイストのクロスター(CROSSTAR)をラインナップ。
日本市場でもBASIC/HOME/NESS/LUXE/CROSSTARと、一人ひとりのライフスタイルに合わせたグレードが展開されています。

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Reference:CARSCOOPS