コレ売れるの?事故で大破したポルシェ新型ピュアEVタイカン・ターボが販売中。しかも新車価格より高い約1,797万円から

2020-05-27

~なお事故の詳細については明らかになっておらず~

ポルシェ初となる4ドアスポーツEVセダンの新型タイカン(Porsche Taycan)が、インターネットオークションサイトCopartにて販売中。

こちらの個体、アメリカでの新車販売価格としては約1,615万円からと非常に高額なモデルではありますが、既に発売前から約3万件超えのプレオーダーが入った人気の一台となっています。

ポルシェの技術とノウハウが詰まった上に、ポルシェの伝統でもある水平対向エンジンではなく、一切ガソリンを使用しないピュアEVモデルということで、環境にも優しいモデルとなっています。

そんな新型タイカン・ターボですが、今回出品されている個体は、上の写真でもわかる通り足回りは大きく損傷し、ボディパネルも大きなダメージを受けた事故車となっています。


~主なダメージを受けているのは足回りのようだ~

別の角度からも見ていきましょう。

フロントエンドはそこまで大きなダメージは無いものの、左フロントのホイールとタイヤ、そしてサスペンションは深刻なダメージを受けていて、修理レベルではなく”取り換え”が必要になるほど。

自走も不可となっているため、仮にこれを購入したとしても数百万円規模の修理費用が必要になるのではないかと思いますね。

リヤデザインはこんな感じ。

リヤバンパーなどにはこれといったダメージは無いことから、後ろから衝突されたわけではなく、何かの障害物を乗り上げた恐れが高そうです。

左後ろの足回りも結構なダメージですね…

ピュアEVモデルは、フロントやリヤにエンジンは搭載しておらず、車体下部にバッテリーセルやモーターなどを搭載しているため、先ほどの通り何かに乗り上げて足回りの損傷が深刻化しているのであれば、バッテリーセル関係もダメージを受けている可能性が高そうです。

~車内はそこまでのダメージは無さそうだが~

インテリアはこんな感じ。

そこまで深刻なダメージは無く、サイドエアバッグが展開されている?ようにも見えますが、ステアリングからはエアバッグが展開されていませんね。

こちらはフロントフード内。

色々と悲惨なことになり、内部が丸見えの状態になっていますね。

ちなみにこのモデル、先述の通りアメリカでの新車販売価格は約1,615万円からとなっていますが、何とCopartでの販売価格は1,797万円と新車価格超え。

本当にこの価格帯にて売り抜けるのかはわからないものの、このご時世でもあるので結構厳しいかもしれませんね。

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Reference:Copart