【やはりポルシェ強し】ポルシェ新型EV「タイカン(Taycan)」がニュルブルクリンクにて4ドアEVセダン最速の7分42.34秒を記録【動画有】

2020-05-27

~ポルシェが新たなカテゴリにてニュル最速記録を樹立~

先日、中国の自動車ブランドLynk&Co(リンク・アンド・コー)が最新プロトタイプモデル「03シアン・コンセプト(03 Cyan Concept)」にて、ホンダ・新型「シビック・タイプR(Honda Civic TypeR)」やルノー・新型「メガーヌRSトロフィーR(Renault Megane RS Trophy R)」、そしてジャガーのハイパフォーマンスセダン「XE SV Project 8」が生み出した、ドイツ・ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェのFF&4ドアセダン最速記録を更新し大きな話題となりました。

そして今回、カテゴリは異なるものの、4ドアEVセダンという新たなカテゴリにてポルシェの新型EVモデル「タイカン(Porsche Taycan)」が7分42.34秒という世界最速記録を樹立していたことがわかりました。


~言わずもがな「タイカン」の記録を更新することは並大抵のものではいかない~

っとは言っても、未だ4ドアEVセダンの記録はポルシェ「タイカン」だけが樹立した記録となるため、今後登場するであろう競合モデルたちがこの記録に挑戦することとなりますが、何せ2016年6月にポルシェ「パナメーラ・ターボ」が樹立した7分38秒よりも僅か4秒遅い記録となるわけですから、かなり速い(早過ぎる?)参考値になるのではないかと思いますね。

ちなみに、7分42.34秒がどれだけ速いかというと、先ほど記載した元FF最速記録を持つホンダ「シビック・タイプR」が7分43.80秒となるため、この記録よりも速いということになりますね。

なお、今回この記録に挑んだのはポルシェ「911GT2RS MR」にてランボルギーニ「アヴェンタドールSVJ」よりも速い記録を生み出したLars Kern氏。
※「911GT2RS MR」は量産車ではないため、公式記録にはならず、あくまでも参考記録

気になる「タイカン」のスペックとしては、各車輪に1基ずつモータを搭載し、最高出力は600hp以上を発揮。
駆動方式は四輪駆動を搭載し、足元には21インチの大口径アルミホイールを装着しています。

~2019年版ニュルブルクリンク最速ラップタイムランキングはこちらは!~

2019年最新版のドイツ・ニュルブルクリンク(ガソリン、EV含めて)最速記録トップ10は以下の通り。

10位:ダッジ「ヴァイパーACR」・・・7分01.30秒
9位:ランボルギーニ「アヴェンタドールSV」・・・6分59.73秒
8位:ポルシェ「918スパイダー」・・・6分57.00秒
7位:ポルシェ「911GT3RS」・・・6分56.4秒
6位:ラディカル「SR8」・・・6分56.08秒
5位:ランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ」・・・6分52.01秒
4位:ラディカル「SR8LM」・・・6分48.00秒
3位:NextEV「NIO EP9」・・・6分45.90秒
2位:ポルシェ「911GT2RS」・・・6分47.30秒
1位:ランボルギーニ「アヴェンタドールSVJクーペ」・・・6分44.97秒

【Onboard lap – Porsche Taycan sets a record at the Nürburgring-Nordschleife】

【New Porsche Taycan sets a record at the Nürburgring-Nordschleife】

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Reference:motor1.com