日産フェアレディZ(ダットサン280Z)のスペックでは物足りず、3リッターターボチャージャー化した過激なカスタムモデルが販売中。その価格は約385万円から

2021-11-27

やっぱりアメリカはいつの時代も排気量で走ってナンボ

アメリカ市場において、何とも過激な日産フェアレディZ(ダットサン280Z)の中古車が販売されています。

一見して普通に見えるコチラのオレンジカラーのフェアレディZですが、何とフロントフード内に収められた排気量2.8L L28E型エンジンでは物足りず、更にボアアップすることで排気量3.0L+Borg Warnerターボチャージャー化によって、最高出力346hpにまで強化した一台となっています。


内外装やエンジン関連全てに細かいメンテが施された極上の一台

この個体を出展したオーナー情報によると、エンジンのオーバーホールは2019年夏ごろに完了しているとのことで、実質的な走行距離は1,600km程と非常に少ない状態。

外観だけでなく、こうしたエンジン周りのメンテナンスも隅々まで行き届いているのは素晴らしいですね。

そしてこちらがフロントマスク。

サイドからではわかりませんでしたが、真正面から見た時のカーボンのアピール具合が凄いこと…

何とフロントバンパーはカーボンファイバー製で、空力特性も若干向上しているとのこと。

おまけにフェンダーミラーもよくよく見てみると、ボアアップしたエンジンに合わせて若干の変更が施されているようです。

中々にユニークなフェアレディZですが、リヤは非常にシンプルであるもののエキゾーストマフラーも社外製をインストールしているそうです(メーカー名は不明)。

なお大幅な軽量化などは特に施されておらず、足回りも専用サスペンションによって僅かなローダウンが施されたぐらいでしょうか。

インテリアの質感も非常に高く、レザーシートのメンテナンスも問題無し。

センターダッシュボードに少しだけ亀裂が入っていますが、それ以外のポイントはほぼ新品同様。

オーバーホール前の総走行距離は明らかになっていないものの、おそらくアメリカ市場では相当に注目を受ける一台でしょうし、何よりもこのモデルが約385万円と思ったよりも高くない価格帯にて購入できるのも嬉しいポイントではないかと思います。

【PFISpeed 346whp/379wtq @14psi】

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Reference:autoevolution