あのエアロワゴンを開発したキャラウェイが、フルモデルチェンジ版・シボレー新型コルベットC8の最新ティーザーを公開。あの定番マフラも採用へ

2022-07-05

コルベットのとあるカスタムで一躍有名となったキャラウェイ

以前、ドイツに拠点を置く過激チューナーのキャラウェイが、シボレー・コルベットZ06(Chevrolet Corvette Z06)をベースにしたエアロワゴンを公開し大きな話題を呼びましたが、今回も新型コルベットC8(New Corvette C8)をベースにしたカスタムモデルのティーザー画像を公開しています。

現在開発中のカスタムモデルですが、大きく変化しているポイントはリヤディフューザーとエキゾーストマフラーとのことで、特にマフラーデザインはコルベットZ06エアロワゴンにも採用のセンター2本出しとなるマフラーフィニッシャーをモチーフにした、まとまりのあるデザインとなっています。


エアロワゴンにも採用されたマフラーは、実用性も考慮した画期的なシステムへと向上

こちらがコルベットZ06エアロワゴンに装着されているセンター2本出しのマフラーフィニッシャー。

少し分かりにくいですが、シングルアコースティックチャンバーの新しいイテレーションを特徴とするダブルDエキゾーストシステムと呼ばれるもので、改良されたエキゾースト特性を提供しつつも、フロー特性や周波数も修正することでキャビン内の共振を排除する活気的なシステムなのだそうです。

更には、マフラー周りの空気の流れをサポートするため、カーボンファイバーにて取り囲むパネルも開発しているそうですが、これに関する詳細情報は正式なカスタムモデルが登場してから明らかになると思われます。

改めてティーザー画像を見ていきましょう。

キャラウェイがカスタムする新型コルベットC8は、Z06のようなエアロワゴン形状にカスタムすることなく、リヤロアバンパーのカスタムに加え、OZタイプのシングル9スポークタイプとなる鍛造アルミホイールも採用しています。

詳細については明らかにされていませんが、キャラウェイ曰く純正ホイールよりも大口径で軽量化されているハイパフォーマンスホイールだそうです。

そしてタイヤはミシュラン製パイロットスポーツ4Sタイヤを装着しているため、路面との密着具合も非常に高くグリップ性能も大幅に向上しているとのこと。

その他にも期待されるカスタムポイントとしては、空力特性を向上させるリヤウィングやフロントスプリッター、そしてアメ車ならではの大排気量エンジンとマッチングしたエンジンチューニングにも期待したいところですね。

キャラウェイが発表したエアロワゴンタイプのコルベットとは?

そしてこちらが、キャラウェイによって過激カスタムされたコルベットZ06(SC757エアロワゴン)。

元々視認性の低いコルベットZ06を改善するため、ビジュアル面だけでなく実用的な側面も向上させ、更にパフォーマンス面においても最高時速338km/hにまで到達。

パワートレインは、排気量2.3Lのスーパーチャージャーエンジンと三重冷却のインタークーラーシステム、8速クイックシフトオートマチックトランスミッションを搭載したHydra-Matic 8L90が採用されているとのことで、排気量で走ってナンボのアメ車とは思えない程の効率系を重視した一台。

最高出力755hp/最大トルク1,053Nmを発揮し、コルベットZR1の従来スペック(755hp/970Nm)よりも優れているため、高いパフォーマンスが期待できますね。

スタイリングはシューティングブレーク風にカスタムされ、足回りもポリッシュ仕上げの20インチ・マルチスポークホイールを装着。

インテリアは、ホワイトのボディカラーにピッタリなブラックとレッドのツートン仕上げとなっています。

なお、カスタム費用は約180万円とのことで、かなりリーズナブルな価格で行えるというのも魅力的なところ(保証が有るかは不明)。

【2017 Callaway Corvette C7 AeroWagon: Regular Car Reviews】

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Reference:CARSCOOPS