フルモデルチェンジ版・シボレー新型「コルベットC8」の情報が完全リーク!何とZR1よりも更に過激な”ZORA”が登場する模様。ハイブリッド採用で1,000馬力を発揮
~まさかZR1よりも過激なグレードが登場しようとは…~
まるでフェラーリのようなエクストリームなデザインを持ちながらも、アメリカ市場での価格帯としては640万円~と破格の価格設定にて販売されているシボレーのフルモデルチェンジ版・新型「コルベットC8(Chevrolet Corvette C8)」ですが、何とこのモデルの今後のグレードラインナップが完全リークしています。
GMのプログラム管理を担当するエグゼクティブディレクターであるミシェル・ブラウン氏によると、将来的に市販化される予定の新型「コルベットC8」の情報を入手したとのことですが、一体どのようなラインナップにて販売されていくのかを見ていきましょう。
~新型「コルベットC8・シリーズ」は今後5年以内に毎年発表されるようだ~
上が実際にリークした新型「コルベットC8」のラインナップ。
既に販売されている2021年モデルで、排気量6.2L LT2型V型8気筒OHVエンジンを搭載し、最高出力490~495hp/最大トルク630~637Nmを発揮します。
正直、これだけでも十分すぎるスペックですし、価格帯としてもアメリカでは1,000万円以下にて販売されていますからね。これだけでも大成功と言えると思います。
その後は2022年モデルとして「コルベットC8 Z06」が登場予定で、排気量5.5L LT6型V型8気筒DOHCエンジンを搭載し、最高出力650hp/最大トルク814Nmを発揮する模様。
ここまで来るとフェラーリやランボルギーニ、マクラーレンなどのスーパーカーの領域となってきますが、恐らく価格帯も1,000万円台にて販売されると思われます。
2023年モデルとしては「コルベットC8グランスポーツ(Grand Sport)」が登場予定で、スタンダード仕様の「コルベットC8」と同じ排気量6.2L LT2型V型8気筒OHVエンジンに電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用し、システム総出力600hp/最大トルク678Nmを発揮する模様。
ここでようやくハイブリッドモデルの登場ですね。
ただ、スペックとしてはZ06よりも低くなるため、価格帯もそこまで一気に跳ね上がる感じでもなさそう?
続いては2024年モデルとしてハードコア仕様の「コルベットZR1」が登場予定。
パワートレインとしては、排気量5.5L LT7型V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力850hp/最大トルク1,119Nmを発揮する模様。
圧倒的なトルクを持つモデルですが、フェラーリ「812スーパーファスト」やランボルギーニ「シアン」並みのパワフル仕様であるものの、価格帯は2,000万円台が濃厚でしょうね。
そして最後は全く予想していなかった最上級ハイブリッドグレードの「コルベットZORA」。
サブネームの「ZORA」とは、「コルベット」の元チーフエンジニアであるZora Arkus-Duntov氏が由来となっていて、これまで「コルベットZR1/Z06」等の”Z”も全てZoraのイニシャルからとったものになります。
しかも、Zora Arkus-Duntov氏は誰よりも「コルベット」のミドシップ化を熱望していたことでも有名で、1964年にXP-819と呼ばれるミドシップエンジン搭載型のプロトタイプ版コルベットを製作。
但し、いかなる理由においてもミドシップ版をGMは承認することなく今日に至りました。
そんな経緯もあって、ミドシップにかける想いが誰よりも強かったZora氏の名前を大々的に採用することに決定したのではないかと推測しています。
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気になるパワートレインは、排気量5.5L LT7型V型8気筒ツインターボエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムで、システム総出力1,000hp/最大トルク1,322Nmを発揮。
もはやハイパーカーレベルのスペックですが、流石に販売台数も限定されると予想され、価格帯も一気に跳ね上がるのではないかと思います。
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Reference:CARSCOOPS