不動産王&ユーチューバーのManny Khoshbin氏に納車されたマクラーレン・セナが早くも中古市場にて販売中。そして彼は新たに4台目のブガッティを購入したようだ【動画有】
何と走行距離は僅か320kmのほぼ新車
改めてワンオフ仕様にカスタムされているマクラーレン・セナを見ていきましょう。
中古車市場にて販売されているこの個体は、走行距離が僅か320kmしか走られていない”ほぼ新車”レベル。
なお、マニー・コシュビン氏がセナを売却した理由としては、この後に納車を控えている世界限定106台のみのスピードテール(Speedtail)のためであって、単純にガレージ内に車を収めることができないだけで、そういった理由で次から次へとスーパーカー/ハイパーカーを乗り換えられるのは非常にうらやましいことではありますね。
その他にも「マクラーレン・セナはサーキットに特化した車で、自分自身があまりに仕事などで忙しいのでサーキット行ってる暇がないから手放した」説明しています。
オプション費用は約3,000万円
リヤフェンダー付近には”#12”とペイントされたレッドとホワイトのデュアルトーンに仕上げられ、リヤスポイラーにも同じデュアルトーンをテーマにデザイン。
更には大型リヤウィングのエンドプレートには”Senna”を意味するロゴがペイントされ、隅々までアイルトン・セナ氏の魂を受け継いだ、未だ誰も実現していない究極のマクラーレン・セナといえるでしょう(同氏曰くオプション費用だけで3,000万円を超えている模様)。
インテリアは非常にシンプルなブラックのフルアルカンターラにカーボンファイバーフレームを採用したフルバケットシートとなりますが、実はこのインテリアにはワンオフカラーと同じオレンジ&レッド系のウォーターボトル(水筒)を装備。
何と、このウォーターボトルのオプション費用は超高額となる約77万円で、特殊なボディカラーであることはもちろんのこと、カーボンファイバにて成形されるとのこと。
設置場所としては、シートとシートの間にカーボンファイバー製の自動ホルダー(クレードル)に格納され、そこから飲料水がホースに伝ってドライバの口元に伝わるという長距離レーサー向けの必須アイテム(プッシュツードリンク機構)となります。
もちろん、こういったオプションは公道乗りでは全く持って不要ですし、ドリンクホルダーを設定するだけでも十分なのですが、とことんまでレーシング仕様にするために行きついたのがこのオプションなのだとか(このあたりの感覚は全く持って理解できないがロマンはあると思う)。
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気になるパワートレインについては、従来通りの排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力800ps/最大トルク800Nmを発揮。トップスピード次のダウンフォースも800kgととにかく”800”に拘ったスペックを持つ一台となります。
気になるワンオフ仕様のセナの中古車販売価格は?
ちなみにこのワンオフモデルのセナの中古車販売価格は約1.3億円とのことで、限定モデルとは思えない程に低い設定値だと思われるものの、昨今の諸事情もあり、更にマクラーレンの値下がり率も徐々に下がってきているので、この辺りが限界なのかもしれませんね。
【ADDING ANOTHER BUGATTI TO MY COLLECTION! || Manny Khoshbin】
そしてこれまた驚きなのがこちらの動画。
何とつい最近、新たに4台目のブガッティ(ヴェイロン)を購入されたとのことですが、1台所有するだけでもとんでもない維持費がかかるのに、4台も所有するというのはやはり大富豪たる所以でしょうか。
まだまだ彼の今後の動向には注目したいところです。
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Reference:CARSCOOPS