マイナーチェンジ版・ベントレー新型ベンテイガに新グレード”S”が追加!ベンテイガ・スピードとは全く異なるグレードで、瞬間的に1,300Nmの最大トルクを発揮!

ベンテイガ・スピードとは異なる全く新しいグレード・新型ベンテイガS

2020年7月にデビューしたベントレーのマイナーチェンジ版・新型ベンテイガ(Bentley New Bentayga)ですが、このモデルをベースにしたパフォーマンス重視のスポーツグレードとなる新型ベンテイガSが世界初公開されました。

このモデルは、過去にベントレーが発表したベンテイガ・スピード(Bentayga Speed)とは異なり、ラインナップの拡大だけに留まらず、ハイライディングクルーザーをよりスポーティに仕上げ、それでいてオンロードでのダイナミックなパフォーマンスを楽しむことのできる”顧客のリクエスト&ニーズに応えた”1台となっています。


自動車メーカー初のアクティブローンチコントロールを採用

こちらが今回公開されている新型ベンテイガSのエクステリア。

今回このモデルに採用されている特徴の一つが「ベントレーダイナミックライドシステム」で、48Vシステムを使用したアクティブローンチコントロール技術が取り入れられています。

これは自動車メーカーとしては初の技術とのことで、僅か0.3秒と短いですが、最大1,300Nmもの最大トルクに加え、コーナリング時の横方向のローリングフォースを打ち消すことが可能になっています。

このベントレーダイナミックライドシステムを採用することにより、タイヤの最大接触を提供することで、安定性した走りとキャビン内での安心感が得られるとのこと。

ただ単純に直線性に優れているだけでなく、足回りなどのパフォーマンスも大幅向上

そして新型ベンテイガSのもう一つのアップグレード要素は、ステアリングフィールの改善やスロットルの応答性を向上、そしてダンピングシステムの圧力上昇による、サスペンションの最大15%の剛性向上のためのスポーツドライビングモードが採用されているということ。

この他パフォーマンスエキゾーストシステムにおいては、自由に流れる一次パイプと二次パイプが標準装備されていて、トルクベクタリングシステムにおいても新型ベンテイガS用に再設定されています。

内外装には”S”のグレードロゴ付き

インテリアについては、特に大きな変更はないものの、視覚的にベンテイガSとわかるように”S”のロゴが追加。

例えばこういった助手席側のインパネや・・・

アルカンターラスポーツシートにも”S”のロゴが追加されています。

もちろん、エクステリアにも”S”ロゴを貼付。

気になるパワートレインについてですが、排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力542hp/最大トルク770Nmを発揮。

直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間は4.4秒、最高時速は290km/hに制限されています。

そしてこれはちょっと珍しい情報なのですが、ベントレーによれば、安定した走りを継続すれば無給油で654km(406マイル)走行することが可能だそうです。

マイナーチェンジした新型ベンテイガはどこが変化したの?気になる続きは以下の次のページにてチェック!