フルモデルチェンジ版・日産の新型ノートが2020年10月に発売することが決定した模様。8月中旬に詳細なスタッフ資料も公開予定

2020-09-06

新型ノートの開発車両を見てわかるポイントをおさらい

ちなみに、当ブログの読者やSNSにて画像提供にご協力いただいた新型ノートの開発車両を拝見してみると、上の画像の通り車両の右側(運転席)にフューエルリッド(給油蓋)が無いことから、海外市場向けとなるマイクラ(Micra)と同じVプラットフォームを採用してくる可能性が高そうで、全く新しい新世代モノではなく、あくまでも改良型(スポット溶接による増し打ちなどで剛性を向上する等…)として流用するスタンスをとってくるのかもしれません。

予想される新型ノートのボディサイズとしては、全長4,100mm×全幅1,730mm×全高1,500mmとのことで、5ナンバーギリギリとなる現行モデルよりも全幅+35mm/全高-25mmと結構具体的。


車高はほぼ新型V37スカイラインと同じでボリューミー

そしてこちらは、北海道にて目撃された新型V37スカイライン(おそらく誘導者)と共に駐車された新型ノートの開発車両。

リヤテールランプは非常にシンプルなストレートタイプで、外側直下のクリア部分にはリヤウィンカー、内側直下にはバックアップランプらしきものが確認できるかと思います。

新型ノートでは、ワイド感を演出するためにブーメラン形状を廃止して一文字タイプのガーニッシュを採用するともいわれているため、今回の開発車両ではそのガーニッシュ部分がカモフラージュラッピングによって隠されているものの、それを想起させるようなリヤテールランプであることが確認できます。

ただ一点だけ引っ掛かっているのが、リヤロアバンパー部分に設けられたリフレクター。

マガジンXさんが公開しているリヤエンドには、リヤロアバンパーの両サイドに縦型基調のリフレクターを設けているのですが、今回目撃されている開発車両では、リヤテールゲート直下に水平基調のリフレクターらしきもの(もしかしたら違うかもしれない)が設けられているので、この点のデザインの違いは非常に気になるところですね。

それ以外のシャークフィンアンテナやダブルバブル風のルーフスポイラー、クロスオーバー風ハッチバックボディは新型ノートっぽく見えるのですが、もしかすると近日中にリーク画像もしくは更に間近にて撮影された開発車両が登場するかもしれないので期待したいところです。

フロントマスクは新型アリア/ジュークのようなアグレッシブな顔つきに

ちなみにこちらが、先日某高速道路のサービスエリアにて目撃された新型ノートと思われる開発車両のフロントマスク。

ヘッドライトのデザインをチェックしていくと、ハウジング上部には”へ”の字型のLEDデイタイムランニングライトが装備され、その下部には同じハウジング内にLEDヘッドライトらしきものが確認できますね。

LEDデイタイムランニングライトは、2019年に欧州市場向けに発表・発売された新型ジューク(New Juke)のデザインと非常によく似ていますが、おそらくジュークよりも更に奥行きのあるものが採用されるのではないかと予想されます。

ボディラインをチェックしていくと、前回目撃されたリヤデザインでは、若干ボリュームのあるクロスオーバー風にも見えましたが、フロントからのスタイリングを見ていくとコンパクトハッチバック風。

Aピラーからルーフにかけてのフレームラインや、三角窓、サイドウィンドウ形状、Bピラーなどは現行モデルとほぼ変化無いようにも見えるものの、もしかするとAピラーは現行モデルよりも細く視認性を高めた一台となる可能性も高そうです。

電動パーキング&オートブレーキホールド採用で商品力も大幅アップ!

あとインテリアにおいても、フット式や手引き式のサイドブレーキではなく電動パーキングブレーキとオートブレーキホールドが標準装備化され、これに合わせてプロパイロット(ProPilot)システムも大幅に向上されることが期待されています。

パワートレインについては、現行モデルと同じ排気量1.2L 直列3気筒エンジン+電気モーターを組み合わせたe-POWERが流用され、しかしパワー不足などのデメリットを極力解消した改良型を採用してくることが期待されているため、おそらくは新型キックスと同じものになるかもしれませんね。

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