これは一体?メルセデスベンツから全く新しいTクラス(T-Class)のティーザー画像が公開。Vクラスの弟分となるコンパクトバンの可能性も

遂にメルセデスベンツが新たな隠し玉を投入でMPV市場を盛り上げる?

メルセデスベンツといえば、Aクラス~Sクラス、GLAクラス~GLSクラスなど、様々なスタイルと車格を持つモデルに「〇〇クラス」と名付けていますが、今回新たなスタイルとして、遂にコンパクトバン(MPV/乗用)タイプと思われる新世代モデルのTクラス(Mercedes-Benz New T-Class)のティーザー画像が世界初公開されました。

今回公開されているティーザー画像の個体は、既にメルセデスベンツがラインナップしている中型バン・Vクラス(V-Class)の下位グレードになると言われていて(いわゆる弟分)、ファミリー向けやライドシェアリングサービスを対象にした一台と言われています。

新型Tクラスについて、ダイムラーのCTO(最高技術責任者)であるGorden Wagener氏によれば「Tクラスは新しいレイアウトとデザインにより、機能性と望ましさを融合させた、顧客が最も必要としているモデルである。Sensual Purity独自のデザイン哲学により、そのデザインやプロポーション、認識された価値観に刺激を与える魅力あふれる仲間になる」と説明し、今後間違いなく伸びてくるセグメントになるとのこと。


ルノー・日産・三菱アライアンスとの共同開発でコスパにも優れた一台に?

しかもこのTクラスは、ピックアップトラックモデルとなるXクラス以来のルノー・日産・三菱アライアンスとの提携により開発される一台で、魅力的な価格帯を持ちながらも、プレミアムコンパクトバンとしての高い品質と快適さを一切犠牲にしないことを約束していて、サイドは大きなスライドドアを採用することで乗降り性も大幅に向上しているとのこと。

そして気になるパワートレインについては、通常のICEだけでなく電動パワートレイン、ゼロエミッショングレードも展開していく計画があるとのことから、おそらくどの市場においても十分戦っていけるだけのポテンシャルを持ったモデルになることは間違いなさそうです。

もしかしたら日本市場でも導入されるかもしれませんし、既に市場を独占しているトヨタ・シエンタ(Toyota Sienta)やホンダ・フリード(Honda Freed)の上位版として、市場を活気づける新たなダークホースとなり得るかもしれません。

メルセデスベンツはこれだけのモデルをラインナップしている

ちなみに、今回のTクラスを加味してのメルセデスベンツのフルラインナップは以下の通り。

・Aクラス(コンパクト/セダン)
・Bクラス(ワゴン)
・Cクラス(クーペ/カブリオレ/ワゴン)
・Eクラス(セダン/クーペ/カブリオレ/ワゴン)
・Tクラス(バン)←NEW
・Vクラス(バン)
・Sクラス(クーペ/セダン)
・Xクラス(ピックアップトラック)

・CLAクラス(クーペ)
・CLSクラス(クーペ)
・SLクラス(カブリオレ)
・SLC(カブリオレ)
・GLAクラス(SUV)
・GLBクラス(SUV)
・GLCクラス(SUV)
・GLEクラス(SUV)
・GLSクラス(SUV)
・Gクラス(クロカン)
・EQC(ゼロエミッション)

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Reference:CARSCOOPS