トヨタ新型ヤリスがいよいよ欧州市場でも発売スタート!エンジンはハイブリッドのみ、日本市場向けとは異なり電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド付

意外にも欧州市場ではまだ発売していなかった新型ヤリス

既に日本市場では2020年2月10日より発売スタートしているトヨタ新型ヤリス(Toyota New Yaris)ですが、いよいよ欧州市場でもハイブリッドシステムのみ発売スタートとなりました。

新型ヤリスは、派生版となるヤリスクロス(Yaris Cross)と同じTNGA-Bプラットフォームをベースにしたコンパクトモデルで、低重心化と先代よりも37%高い剛性構造により、動的性能の向上を実現した”スポーツ志向のハッチバック”となります。

日本市場向けでは、排気量1.0L 直列3気筒エンジンや排気量1.5L 直列3気筒エンジン、そして排気量1.5L 直列3気筒エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムの3グレードがラインナップされていますが、欧州市場向けでは排気量1.5L 直列3気筒エンジン+電気モーターのハイブリッドシステム(システム総出力116ps)のみが販売されます。


外観は日本市場向けと変わらないアグレッシブなデザイン

外観としても、日本市場と特に大きな変更のないキーンルックグリルを採用しつつ、フロントヘッドライトは三眼LEDをインストールし、L字型のLEDデイタイムランニングライトを採用することでシュッとした印象を与えています。

サイドのスタイリングはこんな感じ。

低重心化を図ったこともあってなのか、全高も低く見えますし、その一方でコンパクトモデルのなかでも更にコンパクトさが際立っているため、後席のスペースはかなり窮屈。

一度私も代車として新型ヤリスをお借りしましたが、子どもが乗っても天井が低くて圧迫感があるというほどなので、基本的には二人乗り用と考えた方が良さそう。

但し燃費性能は40km/L以上とぶっ飛んだ数値をたたき出すほどなので、この辺りの実用度は相当に高いでしょうね(しかも競合と言われるホンダ新型フィット4よりも100kg近く軽い)。

日本市場向けと大きく異なるのはインテリア?その気になるポイントは以下の次のページにてチェック!