マイナーチェンジ版・マセラティ新型クアトロポルテの開発車両が目撃に。フロント・リヤには薄めのカモフラージュながらもデザインは大幅に変更?
更にスポーティさを増した新型クアトロポルテが2020年後半に登場予定!
マセラティの4ドアスポーツセダンタイプで、マイナーチェンジ版となる新型クアトロポルテ(Maserati New Quattroporte)の開発車両が目撃されています。
今回目撃されている2021年モデル(厳密には2020年後半に登場予定)の新型クアトロポルテは、トレーラーにて積送されているところをたまたま一般人が撮影したもではあるものの、そのフロントマスクとリヤデザインははっきりと撮影され、加えてフロントマスク全体にカモフラージュラッピングが施されているのが確認できます。
新型クアトロポルテのフロントヘッドライトやフロントバンパー、グリルサイズを見ていくと、現行モデルに比べて大きく変更されているように見え、特にフロントヘッドライトは更に釣り目でアグレッシブな顔つきとなっています。
よりスポーティな走りを提供するため、グリル面積も大口化へ
別の角度から見てみるとこんな感じ。
フロントロアグリルも大口化され、送り込む空気量を更に増やすことで冷却効果を高めるのだと思いますが、それに合わせて足元のアルミホイールも大口径タイプで特殊なスポークデザインですし、ブレーキディスクも大口径タイプでレッドのブレーキキャリパが何ともスポーティ。
リヤデザインはこんな感じ。
カモフラージュラッピングがリヤバンパーやテールランプにも貼付されているためわかりにくいものの、おそらくリヤテールランプの形状も大幅に変更されるでしょうし、トランクリッドも若干形状を変更しているようにも見えます。
あとはインテリアについてですが、今回のスパイショット確認されていないものの、どうやら10.1インチのインフォテイメントシステムを採用し、インストルメントクラスターもフルデジタルへと変更されるとのこと(2012年の6代目として登場以来ようやくの大幅変更)。
更にインテリア全体の雰囲気もモダン且つ高級感あふれるフラッグシップセダンらしいレイアウトになるとのことで、この辺りはグラントゥーリズモ(Gran Turismo)やレヴァンテ(Levante)とは大きく異なる方向性を持つと思われます。
パワートレインはマイルドハイブリッドからガソリンまで幅広い選択肢がある?
気になるパワートレインについては、先日発表された新型ギブリ・ハイブリッド(Ghibli Hybrid)と同じ排気量2.0L 直列4気筒エンジン+マイルドハイブリッドシステムを採用する可能性が高く、最上位グレードとなるトロフェオも追加設定される予定となっています。
それ以外のグレードにおいては、排気量3.0L&3.8L V型6気筒ツインターボエンジンやV型8気筒エンジンもラインナップされる予定とのことなので、ある意味一番選択幅の広いモデルになるのではないかと思われます。
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Reference:CARSCOOPS