レクサス新型UX300eの詳細な情報が明らかに。1グレードのみ・価格は約610万円から、なお日本市場では2020年度内に発売予定

そもそも特別感のないUX300eが海外市場含め、日本でも売れるのだろうか?

イギリス市場にて2020年10月に受注開始予定となっているレクサス新型UX300eですが、このモデルに関する新たな詳細情報が明らかとなりました。

日本市場向けとしては、2020年度内(2021年3月末まで)に発売予定となっている新型UX300eですが、従来ラインナップされているガソリンやハイブリッドとは異なり、一切内燃機関を使用しないピュアEV仕様で、グレードは1種類のみ、車両本体価格は約610万円から、そして政府からの補助金は約42万円となるため、諸費用分の値引きが入る程度なので非常に割高に感じるのではないかと思います。


新型UX300eにはどういった標準装備があり、どういったオプションが準備されるのか?

なお標準装備内容としては、オートハイビーム付きBi-Beam LED付ヘッドライトや照光式エントリー、フロント・リヤパーキングセンサー、リバースカメラ、レインセンシングワイパー、17インチ合金ホイール、アルミ製ルーフレール、スマートフォン統合システム、フロントシートヒーター/ベンチレーション、Lexus Safety System+とかなり充実。

ただ、イギリス市場向けでは初回限定モデルとして、プレミアムプラス/匠(TAKUMI)と呼ばれるオプションパッケージが準備されるとのことで、プレミアムプラスを設定すると車両本体価格は約658万円からとさらに跳ね上がりますが、パッケージ内容としてはフルレザートリムとフロント・リヤシートヒーター/ベンチレーション、ステアリングヒーター、ワイヤレス充電パッド、カードキー、キーレスエントリーが追加されます。

一方で匠を設定すると、車両本体価格は約742万円からとRX/ES/GSが購入できるレベルとなりますが、マークレビンソンプレミアムサウンドシステムや10.3インチレクサスナビゲーション、電動テールゲート、アラウンドカメラシステム、ヘッドアップディスプレイ、サンルーフ、アダプティブハイビーム付き三眼LEDヘッドライト、ブラインドスポットモニター(BSM)、リヤクロストラフィックブレーキ(RCTAB)、アルミニウムスカッフプレート、18インチ合金ホイールが全て標準装備されます。

ボディカラーについてはフジレッド/ベルベットブラックが無償カラーで、それ以外のソニックチタニウムとソニックホワイト含む5色のメタリック系は有償カラーになるそうで、この辺りは日本市場向けと全く異なるところだと思います(日本仕様はホワイトやブラック系など、無償カラーがほとんど)。

パワートレインについては、54.3kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、システム総出力204ps/最大トルク300Nmを発揮、0-100km/hの加速時間は7.5秒、航続可能距離は315kmとなっています。

なお、電気自動車本来の”デメリット”でもあるエキゾーストサウンドを発しないという点においても改良が施され、「アクティブサウンドコントロール(ASC)」を採用することにより、まるでガソリンエンジンモデルに乗っているかのような、ダミーサウンドを提供してくれるところも非常に大きなポイントではないかと思いますね。

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Reference:CARSCOOPS