フェラーリ・ローマ/ポルトフィーノにハイブリッドモデルは登場しないとの報道。そもそものプラットフォームが電動化に対応していないようだ

本来であればエントリーモデルのローマ/ポルトフィーノがハイブリッドモデルとなるべきだが?

フェラーリのエントリーモデルとなるローマ(Ferrari Roma)/ポルトフィーノ(Portfino)。

それぞれフロントに排気量3.9L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載するGTモデルで、優雅さとロングドライブに適したクーペ&コンバーチブルモデルとして絶大な人気を得ています。

そんなローマ/ポルトフィーノには、将来的にハイブリッドシステムが搭載されないと報道されています。

自動車ニュースサイトAutocarによると、電動化は将来的にフェラーリのほぼ全てにラインナップされる予定であるものの、エントリーモデルとなるローマ/ポルトフィーノのプラットフォームにはハイブリッドシステムが搭載されないとのことで、少なくとも次期(後継)モデルが登場しない限りは考えにくいとのこと。


そもそもローマ/ポルトフィーノのプラットフォームに電動化を搭載することは考慮していなかった?

これは、フェラーリが新型ローマをワールドプレミアした際に「電動化はフロントエンジン&リヤドライブクーペには意味がない」と述べていて、既存のアーキテクチャに電動モーターやバッテリーパックを追加搭載するだけの余裕やスペースが無く、それだけ容易にハイブリッド化することは可能ではないというのがフェラーリの言い分となっている一方、そもそもフェラーリのハイブリッド技術がどこよりも遅れていることから、「フロントエンジン対応のプラットフォームに電動化を採用することを考慮していない」というのが正しいのかもしれません。

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