フェラーリ・812スーパーファストで高速道路試乗(助手席のみ)!何コレすんごい楽…だけどちょっと気になるポイントも

812スーパーファストの本領は高速道路にて発揮される

さてさて、今回もやってきましたフェラーリ・812スーパーファスト(Ferrari 812 Superfast)インプレッション。

前回は日中での外観インプレッションをお届けしましたが、今回は助手席に座っての高速道路走行インプレッションをお届けしたいと思います。

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過去これまで812スーパーファストの詳細なインプレッションやスペックは何度もお届けしてきましたが、今回はとりあえずスペックのみをおさらいしておきましょう。

【812スーパーファスト基本スペック】

・ボディサイズ:全長4,657mm×全幅1,971mm×全高1,267mm
・パワートレイン:V型12気筒自然吸気エンジン
・最高出力800ps/最大トルク718Nm
・トランスミッション:7速DCT
・駆動方式:後輪駆動(FR)
・0-100km/h加速時間:2.9秒
・最高時速:340km/h


早速フェラーリ812で高速道路を試乗してみよう

それでは助手席に乗っての高速道路走行インプレッションを行っていきましょう。

インターチェンジからロータリーに進入し、そこから本線へと加速していくときのトルクはまぁ凄いこと。

スペック上は最大トルク718Nmで7速DCT(デュアルクラッチ)となりますが、体感としては更にその上を行っていて、ディーゼルのようなトルクモリモリな走りではなく、どちらかというプラグインハイブリッドシステムの”ワープ”するような加速(アシスト力?)に近い印象で、しかしそこにはフェラーリのV型12気筒NAという官能的な咆哮が付加価値として付いてくるため、まさに自分は今「フェラーリに乗っている」と思わせてくれるほど。

既にこの時点でお腹も心も満たされた状態なのですが、本線合流してから追い越し車線に切り替えての加速の安定性は特筆すべきものがあり、それも後輪の各車輪に400psというとんでもないパワーが備わっているとは思えないほどの鋭さ。

まるで針の穴に糸を通すかの如く精度の高い直線性を発揮していて、全く足回りがバタつかないのがユニークですし、これが488GTB/458イタリアなどのV型8気筒ミドシップになると大分バタつきが目立つので、改めグランドツーリング(GT)らしい安定性と優雅さを兼ね備えたフラッグシップモデルは「格が違うなぁ」と思うばかり。

812スーパーファストの乗り心地や旋回性は?結局高速道路での総評はどうなの?気になる続きは以下の次のページにてチェック!