トヨタ新型GRヤリスが2020年9月4日に発売決定!グレードは3種類、RSのみDirect Shift CVTという謎仕様【動画有】

遂に新型GRヤリスの発売日が9月4日に決定!

トヨタは2020年6月2日、Bセグメントコンパクトモデルのヤリス(Toyota New Yaris)をベースにしたホットハッチモデル・GRヤリス(New GR Yaris)を発表しましたが、この度発売日が2020年9月4日とトヨタ公式サイトより明らかになりました。

今回発売される新型GRヤリスは、2020年6月末まで先行予約を受け付けていた特別仕様車RZ”High performance 1st Edition”とは異なり、従来のハイパフォーマンスモデルRZと競技ベースグレードとなるRC、そしてCVTベースのRSとなる3種類がラインナップされます。

GRヤリスに関しては、WRC(FIA世界ラリー選手権)での勝利を導くために開発されたホモロゲーションモデルという位置づけもあり、てっきり6速iMTのみで勝負を仕掛けてくると考えていましたが、日常使いや販売需要を高める意味でもCVTグレードが追加ラインナップされたのはちょっと意外。


GRヤリスにラインナップされるエンジンは大きく2種類

ちなみにGRヤリスにてラインナップされるパワートレインは、RZ/RCが排気量1.6L 直列3気筒ターボチャージャーエンジン(最高出力272ps/最大トルク370Nm)を搭載し、トランスミッションは6速iMT(エンストしない便利なマニュアル)、駆動方式は四輪駆動(4WD)のみ。

一方で実用性重視のRSは、排気量1.5L 直列3気筒エンジン(最高出力120ps/最大トルク145Nm)を搭載し、トランスミッションはDirect Shift-CVT、駆動方式は前輪駆動(FF)のみとなりますが、最も非力に感じるモデルかもしれません(外観はGRヤリスだけど、中身は普通のヤリスみたいな感じ)。

ただ、センターシフトでガチャガチャやらない代わりに10速シーケンシャルシフトマッチのパドルシフトが搭載されているため、ちょっとしたスポーティな走りを演出するあたりはトヨタの抜かりないところだと思います。

RSグレードの魅力ポイントは電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドを標準装備しているところ

そしてこちらが新型GRヤリスのインテリア。

センターシフトはシフトブーツ付きで高級感があり、おまけに手引き式のサイドブレーキではなく、実用性と利便性を高める意味でも電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドを標準装備するところはさすが。

この点はスタンダードモデルのヤリスには無いポイントでもあるので、かなり評価は高いと思います。

コチラはRS専用スポーツシートですが、シートメインやシートサイドは基本的にファブリックだと思われ、しかしパープルに近い独特な色合いがまた雰囲気を醸し出していますね。

そして個人的に最も注目しているのがコチラ。

いかにもプレミアが付きそうな装備なのですが、何と今回の特別仕様車のフロントウィンドウには、”Morizou”のサインも付いているとのこと。

このサインがどれだけの価値になるかは分からないものの、TGR好きにはタマラナイ装備かもしれませんね。

【トヨタ新型「GRヤリス(Toyota GR Yaris)」見てきた!】

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Reference:Toyota