メルセデスベンツGクラスとルイ・ヴィトンのヴァージアル・アブロー氏がコラボ。シャコタン&オーバーフェンダー仕様ながらも見た目はトヨタbBっぽい件【動画有】

ちなみに本物のGクラスではなく3分の1スケールの芸術作品

メルセデスベンツの最高設計責任者であるGorden Wagener氏と、ルイ・ヴィトンのメンズアーティスティック・ディレクターのヴァージアル・アブロー氏のコラボによって実現したGクラス・レーシングカーが世界初公開されました。

このモデルは、Gクラスをベースにしたワンオフ仕様のレーシングカーということで、2020年10月2日に開催されるRMサザビーズオークションにてチャイティー出品されることが明らかになっています。

ただ、この個体は実物大として販売されるのではなく、3分の1スケールにて販売されるとのことで、車というよりもアート作品として取り扱われるとのことですが、予想落札価格としては約636万円~約848万円と高級車もしくは中古のGクラスが購入できるほどの超高額モデルとなります。


その見た目の完成度の高さと作りの細かさは侮れない

何とも色々ツッコミどころ満載となるGクラス・レーシングカーですが、車高はガッツリと落とし込まれたシャコタン仕様で、フロント・リヤフェンダーともにかなりワイドな仕様へと変更。

そして足元のタイヤには、「MERCEDES-BENZ GELANDEWAGEN(メルセデスベンツ・ゲレンデワーゲン)」のイエローレタリングが加味され、いかにもレーシングタイヤを装着しているかのようにも見えますね。

メルセデスも監修しているだけあってインテリアの完成度も高い

ちなみにサイドウィンドウはガラスやプラスチックではなく、メッシュカバーを使用する辺り中々の変態仕様。

そして車内のレーシングシートやロールケージ、ダッシュボードなども造りが非常に細かく、まるで本物のレーシングカーのようなレイアウトになっていますね。

運転席周りやシートカラーも要望次第では変更できるとのことですが、まさかここまでレーシングカー風に再現してくるとは…そりゃルイ・ヴィトンブランドも含まれていて、これだけ作りが細かかったら600万円以上の価値はあるかもしれませんね。

ちなみにステアリングホイールはF1仕様のフラットぼとーむタイプで、メーター類も一つ一つが動作するように組付けられています。

見た目はGクラス・レーシングカーというよりもトヨタbBっぽい?

全体的にかなり完成度の高いこちらの3分の1スケールモデルですが、ボディスタイルなどを見るとトヨタbBっぽく見えてしまうのがちょっと残念。

一体どのような人物が購入するのかはわからないものの、Gクラスファンというよりかは、ルイ・ヴィトンファンが購入しそうな一台ではないかと思います。

【Project Geländewagen: a Mercedes-Benz and Virgil Abloh collaboration】

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Reference:motor1.com