プジョーがル・マンのハイパーカークラス専用車両を公開!プジョー独自の”牙”ライトも採用。ジュネーブモーターショー2021はメディアのみ参加可能に?【動画有】

プジョーらしさを前面に押し出した過激ハイパーカーが遂にお披露目

フランスの自動車メーカー・プジョーが、2022年に開催されるル・マン24時間耐久レースのハイパーカークラスに参戦することを明らかにし、更にル・マン・ハイパーカー(LMH)プロジェクトにてTOTAL社との共同開発によるレーシングモデルを世界初公開しました。

このモデルは、既に参戦を表明しているトヨタやスクーデリアキャメロングリッケンハウス、バイコレスといったメーカー達が発表するハイパーカークラス対抗の一台となっています。

早速公開されている公式画像を見ていくと、縦基調で3本のラインが入ったフロントLEDデイタイムランニングライトはプジョーのデザイン言語とも言える牙デザインで、更にライトカラーもグリーンに点灯とモンスターエナジー風に見えるのも何ともユニーク。

フロントエンドには”PEUGEOT”と”TOTAL”と表記されていますが、現時点ではこのモデルの名称が明らかになっていません。


パワートレインはハイブリッド仕様で600馬力以上を発揮

なおプジョーが公開しているレーシングモデルは、TOTAL社との共同開発により実現した電気モーターとサーマルエンジンのハイブリッドシステムを搭載し、システム総出力680psを発揮、駆動方式は四輪駆動を搭載します(厳密にいえば、フロントにマウントされたモーターが272psを発揮し、リヤに搭載された内燃機関が408psを発揮)。

そしてボディサイズについては、全長5,000mm×全幅1,968mm×全高2,000mmと非常にワイド&ロースタイルで、空力特性も他のハイパーカークラスモデルとは異なり「特定の空力の自由」を重要視しているとのことで、最初の走り出しや後半の加速の伸びも大きく期待できるのではないかと思われます。

リヤデザインも凄い過激な作りですね…リヤテールランプもフロント同様に3本の牙もしくは爪が設けられ、センターにも謎の3本のライトが点灯しているのが確認できますね。

【Peugeot Total – ‘’Back to Le Mans’’ WebShow】

スイス・ジュネーブモーターショー2021が”条件付き”で開催される?

毎年の恒例となっているスイス・ジュネーブモーターショーですが、イベント主催者が「2021年のジュネーブモーターショーはキャンセルするかもしれない」とコメントし2022年に見送る考えを示していましたが、もしかすると”メディアのみ参加可能な”モーターショーが開催されるかもしれないとのこと。

本来は、最初2日間はメディア向けとして開催され、残り1週間ほどは一般人向けへと解放されるシステムでしたが、2021年は一般人の入館を認めずにメディアまでに留めることを考えているそうです。

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Reference:CARSCOOPS①CARSCOOPS②