何コレカッコいい!フルモデルチェンジ版プジョー新型RCZはこうなる?ミドシップ風&スーパーカールックで完成度高いぞ!
新型RCZとして登場するなら、もうこのまま市販化しても良いと思う
プジョーが2010年~2015年まで販売した2+2シータ-タイプの2ドアスポーツクーペRCZですが、このモデルが2020年モデルとしてフルモデルチェンジして復活したら?というレンダリングが公開されています。
今回レンダリングを作成したのは、デジタルアーティストのCzyzewski Deisgn氏で、その滑らか且つスポーティなスタイルは上手く踏襲しながらも、プジョーの現代的なデザインアイデンティティに加え、まるでスーパーカールックのような過激さと複雑なプレスライン、そしてフランス車特有のユニークなカラーリングを採用したクールなレンダリングに仕上げられています。
デザインベースは新型508?
ちょっと角度を変えてフロントマスクを見ていきましょう。
アウディTTを競合視するようなコンパクト且つスポーティなスタイルを持ち、それでいて新型508のようなオーラのある顔つきを再現しています。
少し分かりにくいですが、フロントエンドのエンブレム上部には、さりげなく”RCZ”のネームバッジが貼付されていますね。
ちなみにフロントヘッドライトはこんな感じ。
四眼タイプのLEDフルヘッドライトを装着し、更にその上部にはシームレスで精悍なLEDターンシグナルランプ(ウィンカー)が点滅するようになっています。
本来であれば、508などは牙のデザインをモチーフにしたLEDデイタイムランニングライトがターンシグナルするのですが、RCZは他のラインナップモデルとの差別化を図る意味でこのようなデザインにしたのかもしれません(正直レンダリングとは思えない程の完成度の高さ)。
足もとのアルミホイールはこんな感じ。
何とも複雑な形状を持つ大口径アルミホイールを装着し、更にその内側にはブレンボ製のレッドブレーキキャリパを装着(一体どんなブレーキング性能を発揮するのやら…)。
このあたりはハイパフォーマンスグレードのRCZ Rを想起させる部分がありますね。
こちらはリヤデザイン。
先ほどのフロントプロファイルから見たスタイルとはイメージが異なり、コンパクトな2ドアスポーツクーペというよりも、セダンのようなどっしりとしたスタイルにも見えます。
リヤテールランプは縦型基調のLEDを連ねることで「3つの爪」をイメージ。
更にその3つの爪をクロスするような形でリヤウィンカーが点滅するというのも中々にオシャレですね。
後はブラックのプラスチックパーツを使わずにメタル調のリヤバンパーとリヤディフューザー、そして両サイド1本出しとなるエキゾーストパイプをインストールしています。
リヤプロファイルはこんな感じ。
こうして見ると、リヤフェンダーからヒップ部分にかけて引き上げている印象で、これはこれで良いデザインだとは思うものの、空力特性は考慮しているのか気になるところ。
インテリアも現代のプジョーのデザイン言語をインスパイア
そしてこちらはインテリアデザイン。
2+2シートレイアウトはそのままだそうで、プジョーの最新モデルに搭載されるiコックピットも採用されていますね。
あとは2スポークタイプのフラットボトムタイプとなる小径ステアリングホイールや、運転席寄りのナビゲーションシステムなど、この辺りは上手く現代のモデルから取り入れているのではないかと思います。
カラーリングも結構ユニークですが、仮に市販化するとなっても、さすがにここまで攻め込んだカラーはラインナップしないでしょうね。
なお、今のところプジョーは新型RCZを販売する計画は無いものの、いつかはこうしたスポーティ且つエクストリームなデザイン性を持つ2ドアスポーツクーペを(コンセプトモデルでも良いので)発表してほしいところです。
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Reference:Czyzewski-Design