トヨタ新型ハイラックスに早くもGRスポーツが2021年10月に登場との噂!専用バンパー&サスペンション搭載でオフロードでの走破性も大幅アップ

ニュージーランド限定250台のみの販売となるハイラックス・マコとは?

トヨタのマイナーチェンジ版・新型ハイラックスをベースに、ニュージーランド市場向け専用パッケージを発表しました。

その名も「ハイラックス・マコ」と呼ばれるパッケージで、”マコ”は海で最速とも言われるアオザメ、つまり英名であるShortfin ”mako” sharkからとった名前となりますが、この専用パッケージをトヨタ公式が公認し、更にニュージーランドディーラー限定250台のみ販売するというのもユニーク。

エクステリアデザインを見るに、かなり狂暴なピックアップトラックともいえそうですが、具体的な変更ポイントとしてはサスペンションの変更によりフロント40mm/リヤ50mmリフトアップし、更にはダンパーを微調整することでオフロードでの走破性を向上させているのも大きなポイントです。


内装も特別なエンボス加工を施すもエンジンはそのまま

内装においても、専用のブラック本革シートを準備し、ヘッドレスト付近には専用パッケージを意味する”MAKO”のエンボス加工がほどこされています。

パワートレインは特に変更なく、従来通り排気量2.8L 直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載し、最高出力201hp/最大トルク500Nmを発揮します。

なおこのスペックは、ニュージーランドでも市販化されている競合のフォード・レンジャー・ラプター(Ford Ranger Raptor)に搭載される排気量2.0L 直列4気筒ディーゼルターボエンジン(最高出力213hp/最大トルク500Nm)に匹敵します。

オーバーフェンダーやデフなど、特別なパーツが全てセット装備

足回りなどの変更だけでなく、エクステリアデザインではオーバーフェンダーやアグレッシブなバンパー、バッシュプレート、大口径鍛造アルミホイールも追加装備されていてかなりダイナミックですが、もちろんこれらも「ハイラックス・マコ」パッケージの一部で全て標準装備。

特に足元の鍛造アルミホイールのスポーク形状は非常に特殊で、これをトヨタディーラーが純正で販売しているというのも不思議な話。

タイヤはもちろんオールテレーンタイヤを装着しています。

価格帯については特に記載もなく、恐らくまだ正式に発売スタートしたわけでもなさそうですが、現地ピックアップトラックファンからの熱い要望によって実現した専用パッケージでもあるので即完売になることは間違いでしょう。

なおニュージーランド市場では、ハイラックスに留まらずフォード・レンジャーやRAM、ヒュンダイからラインナップされるピックアップトラックのオリジナルカスタムモデルの市販化を検討しているそうで、より一層ピックアップトラック市場が盛り上がることになるでしょうね。

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Reference:motor1.com