まるで蒸気機関車!ダッジ・チャージャーにディーゼルエンジンをスワップし、フロントフードにマフラーを装着した魔改造モデルが登場

しかもFacebookのマーケットプレイスにて約85万円で販売されていた!

アメリカの大排気量マッスルカーでお馴染みダッジ・チャージャー(Dodge Charger)をベースに、何とディーゼルエンジンにスワップして、マフラーをフロントフードに移植したSLチックな魔改造モデルが販売されていました。

Facebookのマーケットプレイスにて一時的に販売されていた魔改造チャージャーですが、現在は既に掲載が終了していることから、もしかすると一部のファンが既に購入したのかもしれません。

ちなみにベースとなったモデルは、2007年式のチャージャーSXTと割かし新し目で、排気量3.5L V型6気筒エンジンの代わりに排気量5.9L 直列6気筒ディーゼルターボエンジンへと置き換えられ、更にエンジンバルブカバーとターボチャージャーはグリーンにペイントされた何とも不思議な一台となります。

駆動方式はもちろん後輪駆動(FR)で、トランスミッションは48RE4速ATをペアにしていますが、エンジン出力は325hp/最大トルク827Nmととにかくトルクモリモリ。


完成度には二の次で、とにかくパフォーマンスを重要視

こちらが実際に販売されていたディーゼル仕様のチャージャー。

まるでバッドモービルのような過激さで、フロントヘッドライトは完全に排除されてパネルに移植、フロントバンパーも変更され、フロントフードも全くクローズに出来ていない辺り、恐らく細かい設計などせずにそのまま直6ディーゼルターボを搭載したのだと考えられます(この点はアメリカらしい)。

もちろん、ナンバーも取得していない個体なので公道での走行は不可能ですが、イベント等ではちょっとしたパフォーマンスカーとして活用されるのかもしれませんね。

こちらは煙をモクモクとさせながらバーンアウトするチャージャー。

ボディカラーはマットブラックに全塗装されていますが、業者に依頼したわけではなく個人で行っているため塗装ムラが結構あるとのこと。

内装もかなり使い込まれていますね。

恐らく全く洗車されていない汚れに汚れた一台だと思いますが、そこもまたパフォーマンスカーの味のあるところだと思われ、メンテナンスや手入れは間違いなく面倒くさそう。

なおFacebookでの価格帯は約85万円と非常に安価で、故障しないという保証は無いので本当にコアなファンだけが購入するための一台ではないかと思います。

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Reference:THEDRIVE