84歳でも現役バリバリ!フェラーリF40に毎日乗り続ける男が登場。「F40は私のパートナーであり友だ。いつまでも少年で居させてくれる」
「F40は毎日乗ってナンボ!それが私の精神であり、いつまでも乗り続けられる最良の秘訣だ」
80歳になっても毎日ミッション(MT)搭載のフェラーリF40(Ferrari F40)に乗り続ける男性が話題に。
欧州の実業家で資産家でもあるジョン・クロワー氏は、2024年に84歳の誕生日を迎えても、雨の日やちょっとした雪の日にも限らず、毎日フェラーリF40に乗り続けているとのこと。
普段の運転は前輪駆動(FF)モデルのハッチバックとのことですが、これだけでは物足りず、毎日相棒と会話するかのごとく運転を続けていきたいと感じているのがF40であり、おそらくF40と最も長く濃密な時間を過ごしているのがジョン・クロワー氏ではないかと思われます。
実は16台ものフェラーリを所有していた有名コレクター
実は彼、フェラーリF40だけを所有するだけでなく、過去に16台ものフェラーリを所有した有名なフェラーリコレクターでもあり、過去には599GTOや430スクーデリア、そして今はランボルギーニ・ウラカン(Lamborghini Huracan)やアヴェンタドールSV(Aventador SV)、ムルシエラゴ(Murciélago SV)といったフェラーリ以外のスーパーカーも所有しているとのこと。
ただ、アヴェンタドールSVはあまりにも車幅が広すぎる上に狂暴でめちゃくちゃ怖いから実用的ではなく、だからといってムルシエラゴSVは、あまりにもうるさくて体がしんどいので息子に乗ってもらっているそうです(息子さんが羨ましい…)。
「フェラーリF40だけが唯一”友”と呼べる相手であり、私を少年で居させてくれる」
ちなみに、数あるフェラーリモデルやランボルギーニ、マクラーレンといったスーパーカーが存在するなかで、なぜ彼がF40を選択したのか?については、直感的に「F40は友人と呼べる相手だから」「ミッションを搭載していて、私をいつまでも元気な少年でいさせてくれるから」という理由があるからだそう。
現に彼は、2024年に入って1日もF40に乗らなかったことはなく、毎日欠かさずアクティブに乗り続け、オイル交換などのメカ的なメンテナンスとタイヤ交換など以外のメンテは自分で行うようにしていて、特に洗車は定期的に行なっているとのこと。
維持費は掛かって当然。維持費をかけることで、わかりあえることもある
それだけ愛車に対する強い想いがある一方で、長く所有し続けるだけ維持費も掛かっていると思いますが、彼からすれば「維持費はかかって当然」であり、「むしろお金をかけるだけで毎日私を楽しませてくれることほど贅沢なことはない。年齢と言う壁を越えてくれる最高のパートナーなんだよ」と、嬉しく語ってくれる姿も印象的。
ちなみに、彼が初めてスーパーカーでローンチコントロールを経験した車はマクラーレン675LTだそうで、若干マクラーレンに対しての興味が強くなっているそうですが、恐らくF40が彼を引き離さないように魅了し続けてくれるのではないかと思います(以下の動画は、当時80歳のときのインタビュー)。
【Driving a Ferrari F40 at 80 years old #BeLikeJohn】