すっかり忘れてた…任意保険の年齢条件引き上げへ→自己申告しないと変更されず、余分な保険料を支払うことに→まずは日産の新型フェアレディZ(RZ34)から
誕生日を迎えたときの年齢と、任意保険の年齢条件は把握しておいた方が良さそうだ
前回のブログにて、私が所有する日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, RZ34)version ST[9速AT]の任意保険2年目を更新したことをお伝えしました。
その際に変更されたのは、2年目の車両保険と年間の保険料のみだったわけですが、よくよく考えてみると私が入っている任意保険のほとんどが運転者を「限定なし」にしている一方で、年齢条件を適用させていたんですね。
今回、(私以外に運転する人物が)誕生日を迎えたことで、任意保険の年齢条件が引き上げられるため、そうなると保険料が少々安くなることを忘れていたために、すぐに保険会社に連絡することに。
具体的にどれぐらい保険料が安くなるのか見ていきましょう。
年齢条件引き上げによって、いくら安くなったのか見ていこう
まずは、私が所有するフェアレディZ(RZ34)の保険内容から見ていきましょう。
以下の保険内容は、年齢条件を引き上げた上での保険料となりますが、身バレ防止のために具体的な年齢条件については記載していませんので予めご了承ください。
※年齢条件が引き上げられることで、”これだけ金額が安くなる”という参考値として見て頂けますと幸いです
【新型フェアレディZ(RZ34)の任意保険 2年目プラン一覧(10%税込み)】
◇等級:7S等級(38%割引)
◇運転者限定:限定なし
・ASV割引き
・先進環境対策車割引き
・新車割引
・ノンフリート多数割引き(6%)◇掛け金クラス:
・車両13
・対人・自損8
・対物8
・障害9◇運転者限定:限定なし
◇事業専用車:非該当
◇使用目的:日常・レジャー使用
◇対人賠償責任条項:1名につき「無制限」
◇対物賠償責任条項:
・1事故につき「無制限」◇人身傷害保障条項:1名につき「5,000万円」
・無保険車との事故によりケガをして、死亡した場合または後遺障害が生じた場合:1名につき2億円◇傷害一時金
・治療日数5日未満の場合:1万円
・治療日数5日以上の場合:ケガに応じた金額(10万/30万円/50万円/100万円)◇車両保険
2年目:600万円◇ロードアシスタンスサービス:利用可能
◇ロードサービス費用:ロードサービス費用特約(代車補償対象外特約)
◇その他適用特約等
・弁護士費用保障特約(自動車日常型)
・対人臨時費用特約
・対歩行者等障害特約
・対物超過修理費用特約
・不正アクセス・車両の欠陥等による事故の被害者救済費用特約
・心神喪失等による事故の被害者救済費用特約
・入院・後遺障害児における人身傷害諸費用特約
・傷害一時金特約
・新車特約
・全損時諸費用特約
・運転者限定特約:本人・配偶者 運転者年令条件特約 車両保険無過失事故特約
・継続手続特約 保険証券の発行に関する特約◇保険料年払い契約:186,240円(月あたり15,520円) → 170,760円(月あたり14,230円)
以上の通り、年齢条件変更に伴い、保険料の金額も若干安くなりました。
年あたりでの金額としては-15,480円安くなり、月あたりでは-1,290円になるため、年齢条件が金額のウェイトが低くなるのは有難いところ。
保険料が安くなったからといって喜ぶことでもない
ちなみに、自動車保険の年齢条件によって保険料が変わる理由としては、ドライバーの年代によって交通事故のリスクに違いがあるから。
損害保険料率算出機構の資料によると、年間の交通事故件数は「19歳以下」が最も高く、次いで「20~29歳」、「70歳以上」の事故件数が高くなっているとのことで、「年齢が高くなる=保険料が安くなる」と喜ぶのではなく、年齢が高くなることで運転リスクも高くなる恐れがあることを念頭に置けば身も引き締まるため、ある意味で今回の年齢条件変更は、その違いに気付かせてくれた瞬間でもありました。
年齢条件の切替えは、保険会社によっては自動切換えではなく自己申告の場合も
ただその一方で、任意保険契約中に誕生日を迎えて「年齢補償の切り替え」になる場合は、自分から保険会社もしくは代理店に連絡を入れないと切り替えてもらえない可能性もあるため、その点は予め把握しておく必要があるかと思います。
なお参考までに、先ほどの年齢補償は「運転者年齢条件」を意味していて、契約車両を運転する人の年齢を限定することで保険料が安くなる特約。
補償対象となる運転者の年齢を「21歳以上」、「26歳以上」、「35歳以上」のように限定することができ、相対的に事故率が低くなる「高い年齢」に限定するほど保険料が安くなる仕組みとなっています。