日産の新型マグナイトが発表直前に完全リーク!キープコンセプトでこのまま市販化…何度でも言う、何で日本で市販化されないんだ!
インド市場でこういったコンパクトSUVが圧倒的に好まれる理由とは?
こちらはフロントプロファイル…この位置から見る新型マグナイトもかなりイケてますね。
これは前回のリーク記事でも紹介しましたが、新型マグナイトのフロントフードの開き方が何とも特徴的。
最近のマツダCX-5やBMW・X2、トヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)などでも見受けられるのですが、フードの先端部分を少し延長することでロングノーズに見え、キャビンが更に後ろに位置しているように見えるよう工夫が施されていて、よりスポーツカーチックに見えるんですね。
クロスオーバーやSUVモデルともなると、どうしても車内を広く取り、フロントガラスを前に配置することになるため、そうなるとフロントフードが短くなって見てくれが悪くなってしまいます。
おまけに排気量1.0L 直列3気筒ターボエンジンとコンパクトなエンジンを搭載する新型マグナイトともなれば、この点は顕著に表れると思いますし、よりスポーティなルックスとするように相当に頭を悩ませたのではないかと思われます。
インドの税制でも小型車として最も税制負担の少ない”理にかなったモデル”でもある
ちなみに日産のエントリーSUVとなるであろう新型マグナイトがインド市場にて導入される理由としては、インドの税制サービスGSTの負担が最も軽くなるから。
インド市場では、全長4,000mm以下、ガソリン車で排気量1.2L/ディーゼル車で1.5Lを超えないモデルに限り「小型車」として扱われ、GST税率+目的税率を足し合わせた合計税率が29%とガソリン車の中で最小に抑えられます(EVは12%)。
仮に全長が4,000mmを超えてしまった場合、合計税率は一気に45%へと跳ね上がってしまうため、車両価格の約半分をプラス税金で追い金して購入するといったバカげたことだけはどうしてもしたくないんですね(しかもハイブリッド車に関してはサイズに関係なく43%の税率負担となる)。
そのため「最もお金のかかりにくいモデル」ということで、国民に大きな負担がかからず、おまけにデザインもカッコいいともなれば新型マグナイトは間違いなくインド市場にて成功する一台と言えるでしょう。
リヤデザインはキックスの面影アリ?
そしてこちらはリヤプロファイル。
Cピラーからリヤテールランプに流れるラインはキックスの面影が見える感じではあるものの、スタイリッシュなボディとウェストラインよりもブラックにまとめられた2トーンカラーによって、更に引き締まった印象を受けます。
そしてフロント・リヤのプロテクターフェンダーモールや、リヤロアバンパーとスキッドプレートのダイナミックさにより、更にオフロード感を強調させているので、この辺りはキックスには無い新型マグナイトならでの個性だと思います。
足もとのアルミホイールもスパイラル風で良い感じ。
おそらくは15インチ~16インチサイズだと思われますが、エントリーグレードになると鉄チンホイールになるそうです。
リヤテールランプもまさにキープコンセプトで、コの字型のリヤテールランプを横ぎるように水平基調のメッキパーツが設けられているのもユニークですね。
そしてコの字の内側のクリア部分には、豆球タイプのウィンカーとバックランプが設けられています。
ルーフはブラックの2トーンタイプで、滑らかでスポーティなルーフスポイラー、シルバーカラーのルーフレール、そしてポールタイプのアンテナが設けられています。
世界初公開まであと少しとなっている新型マグナイトですが、恐らくは市販デザインのインテリアも公開されると予想されます。