これは知らなかった…ベントレーのインテリアオプションだけで5,000種類以上もラインナップされている模様。インドの採石場より選び抜かれたストーンも

ウッド素材も凄いが、ストーン素材に至っては海外から取り寄せるほどの徹底したこだわり

このほかにも、ベントレーのスペシャルプログラムとなるマリナー・パーソナル・コミッショニング(Muliner Personal Commissioning)プログラムでは、インドの採石場から入手した厳選されたスレートや珪岩(チャートや珪質砂岩が熱による変成を受けた変成岩)を用いてのオーナメントパネルが存在するそうで、これらも全て手作業で車両に当てはめていくそうです。

ストーン以外にも、木材の持つ優雅な美しさと木材特有の木目をそのまま生かした塗装仕上げを意味するオープンポア仕上げも充実していて、厚み僅か0.1mm範囲にて調整できるところもベントレーの凄いところだと思います。

聞いているだけでもとんでもない技術力を持っていますが、「たかが一台、されど一台」の車に込められている職人の想いが、こういった芸術を車にまとめていくことを富裕層の一つの趣味としていて、夢を叶えた人の証となるのでしょうね(自分仕様のクルマを新車で作れることほど贅沢なことは無い)。


ベントレーだけでなく、様々なスーパーカーメーカーでも信じられないようなオプションが存在している

こうした自動車メーカーの圧倒的な技術力と芸術、そしてクラフトマンシップによる完成度というのは、ベントレーに限らずアストンマーティンやロールスロイス、ブガッティ、Wモータースといった様々なメーカーでも実現されていて、特にブガッティは素材の品質はもちろんのこと、手触りや厚み、動物の皮なども指定できるとのことですから、まだまだ私たちが知らないオプションが自動車メーカーにはたくさん隠されているのでしょうね。

あとこれは余談ですが、インテリア以外にもアストンマーティン・ヴァルキリーのボディカラーに月の鉱石を粉々に砕いて含ませたり、特殊なラメをブルーの塗料に含ませて”自身の名前(しかも日本人)を付けたボディカラー”が存在するなど、一般人には理解できないようなことを平然とやってのけるくれる人が世の中にもいるわけで、そのオプションも余裕で数千万円~数億に上るので、これも一人ひとりのオーナーが成功したことの証につながっているのかもしれませんね。

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Reference:motor1.com