大阪府の京橋駅近くにてフェラーリF355が大炎上!エンジンから爆発音と共に発火…ドライバーは路駐で車両から離れて気づかなった模様【動画有】

F355は現在、価格高騰中で新車価格以上で販売されていることも

2020年11月5日の午前9時半ごろ、大阪府大阪市都島区東野田町3丁目の京橋駅近くにて、フェラーリのV8ミドシップモデルF355が大炎上していたとのこと。

中古フェラーリとしても今もなお根強い人気を持つF355ですが、この時代のフェラーリ含め何故か突如炎上するケースも多いのは事実ですが、なぜこうもフェラーリなどのスーパーカーは燃えてしまうのでしょうか?

今回のF355の例はまだ明確な情報は得られていないものの、1990年代に販売されているエンジン・燃料ラインともなると、燃料を送るパイプやゴム等が樹脂できていて、そこが熱や紫外線などの関係で劣化することもあり、特にスーパーカー系のエンジンはかなりの熱を持つために尚のこと劣化のスピードも速いのかもしれません。


発火元はエンジンから…強烈な爆発音も

そして今回大炎上したF355は、案の定リヤミドシップエンジンから発火していて、目撃情報によれば「爆発したような音が聞こえた」とのコメントもあり、しかし肝心のF355のオーナーは近くにおらず、そのまま路駐して放置していたとのこと。

その間はエンジンも始動しておらず、そのまま路駐していたのだと思われますが、もしかすると停車した時点では既にオイル漏れなどが発生していて、更にエンジンの強烈な熱の影響で発火した恐れも十分に考えられそう。

なおこうしたスーパーカーともなると、メーカー側から定期的な燃料ライン関係の交換をするように推奨されるはずですが、もしかすると今回炎上したF355はそのメンテナンスを怠っていた恐れも?(炎上している時期が夏場ではなく冷え込みが始まっている秋なので…)

フェラーリは何度か「燃える」ことを理由にリコールを届け出している

ちなみにフェラーリは、過去にF355の更に何世代か後の後継となる458シリーズにおいて、「燃える可能性がある」としてリコールを届け出ていて、その原因としてはリアフェンダー内に使用された接着剤が揮発性であったことから、エンジンが高温になるとこれに引火して燃え上がるのだそう。

もちろん既にこの案件はリコール対策済みですが、なかにはリコール対策を行っていない車両もあり、それが原因で「リコールを発令して数年も経ってから」燃えるという事例もあるとのことです。

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