カタール王族にランボルギーニ・シアンFKP37が納車!世界に一台しか存在しない特殊パープルで総額4億円以上…もちろんミニカー感覚のポケットマネーで購入

やはり中東オーナーはスケールが違い過ぎる

ランボルギーニが世界限定63台のみ(日本には7台)販売したハイブリッドハイパーカー・シアンFKP37(Lamborghini Sian FKP37)。

既に複数の個体が、アメリカやイギリス、メキシコなどにて納車されていますが、今回はカタール・ドーハのとある王族に2020年12月18日に納車された模様。

オーナーはカタール王族でお馴染みハリーファ・ビン・ハマド氏(Khalifa Bin Hamad)で、ラ・フェラーリ(La Ferrari)やマクラーレンP1/セナ(McLaren Senna)といった限定ハイパーカーを何台も所有する大富豪。

そして今回納車されたシアンFKP37を見ていくと、ボディカラーは今までに見たことの無いワンオフ仕様のパープルで、アド・ペルソナム(Ad Personam)によって実現した”バラの色素”が含まれた唯一無二のカラーなのだそう(カラー名称は不明)。


オーナーのリクエスト内容も凄いが、これを実現したランボルギーニの技術力も凄い

特注のパープルカラーを見ていくと、見る角度によってパープルの色味が大きく変化するユニークさを持ち、ここまで不気味で威圧感の漂うハイパーカーも珍しいのでは?と思うほど。

ちなみにパープル以外の以下のパーツは、全てサテンカーボンファイバ仕上げだそうで、これだけでも1,000万円を優に超えてくるそうです。

・フロントスプリッターサイド
・フロントバンパー
・ヘッドライトサラウンド
・フロントフェンダールーバー
・ミラーアーム
・サイドスカート
・Aピラー
・ルーフ
・サイドエアインテークブレード
・リアフェンダールーバー
・リアクラム
・リアスポイラー
・ウィングエンドプレート
・リアバンパー
・リアディフューザー

リヤデザインもえげつないことになっていますが、ハニカム形状のマフラーフィニッシャの中に、更に大口径タイプのエキゾーストパイプがインストールされています(おそらくアヴェンタドールSVJと同じタイプのマフラーを使用している?)。

この他エンジンカバーやその内部にあるXブレースにも、グロスブラックカーボンファイバが使用され、エンジンカバーにはウラカン・ペルフォルマンテ(Huracan Performante)/アヴェンタドールSVJ(Aventador SVJ)と同じブロンズカラーにペイントされていますが、ここまで拘りの強いオーナーのリクエストにしっかりと答えてくるランボルギーニも凄いですね。

カタール王族に納車された世界に一台だけのシアンFKP37は、内装もとにかく凄かった!気になる続きは以下の次のページにてチェック!