日本市場への再参入が決定した韓国・現代自動車(ヒュンダイ)。何と首都高にて上級ブランドのジェネシス新型GV80の開発車両がスパイショットされる

2021-02-24

まさかジェネシスも日本市場への参入を計画中?

2020年12月19日、韓国の自動車メーカー・現代自動車(ヒュンダイ)が日本市場への再参入(10年ぶり!)を公式に決定し、その記念すべき第一号車として”全く売れるとも思えない”水素電気自動車の新型ネッソ(Hyundai New Nexo)を導入することも明らかにしました(電気自動車は最近火災や爆発絡みで大量のリコールを届け出ているため販売は難しい?)。

そんな現代自動車の上位ブランドとしてジェネシスが存在しますが、何とこのブランドの新世代ミドルサイズSUVモデルとなる新型GV80(Genesis GV80)と思われる開発車両が、首都高速道路にてスパイショットされています。

新型GV80といえば、韓国市場やアメリカ市場でも2020年5月に発表・発売スタートした高級SUVとなりますが、その見た目がベントレー・ベンテイガ(Bentley Bentayga)のような雰囲気に似ていることもあり、価格帯に対して上質な見た目と高級車特有の佇まいが高い評価を受けています。

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新型GV80は1万件のバックオーダーを抱える程の人気っぷり

近年はSUVブームということもあり、更には無理をしてでも高級車を購入しようとする韓国ユーザーの心理を上手く活用しているのがジェネシスで、その結果既に先行受注も10,000件を突破するほどの人気っぷり。

競合モデルにはBMW・X5やアウディQ7、メルセデスベンツGLEクラス、レクサスRXが対象となりますが、これらのモデルに比べると新型GV80はスポーティな路線よりもラグジュアリーに重きを置いたモデルであることがわかり、そういった意味では競合には属さない特別な存在感があると思います。

ボディスタイルも非常にダイナミックなミドルサイズSUVという印象で、最近何かと話題のクーペSUVという感じではなく、しっかりと実用性と居住性、そしてラグジュアリーの要素を持ち合わせた魅力的な一台ではないかと思います。

パワートレインは2種類をラインナップ

なおアメリカ市場などで販売されている新型GV80のパワートレインは、排気量2.5L 直列4気筒エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステム(システム総出力300ps)と、排気量3.5L V型6気筒ターボチャージャーエンジン(最高出力370hp)の2種類をラインナップ。

駆動方式は何れも後輪駆動(FR)/四輪駆動(AWD)の両方から選択が可能となっていて、スポーティな走りだけでなく雪道などの悪路でも走破性のある実用的な一台となります。

日本国内にてスパイショットされた開発車両のインプレッションと、予想される価格帯などは?気になる続きは以下の次のページにてチェック!