車体重量は僅か900kg!ポルシェ918スパイダー風の新世代スーパーカー・ピカソPS-01が一部公開。イタリア製V6エンジン搭載でオールカーボンボディを採用

これまた何か凄そうなモデルが登場しそうだ

過去これまで、数多くの新興メーカーよりエクストリームなスーパーカー/ハイパーカーを発表・発売されてきましたが、今回はスイスの新興メーカーであるピカソ・オートモーティブより、新世代スーパーカー・PS-01(Picasso PS-01)プロトタイプの一部が世界初公開されました。

ピカソ・オートモーティブは、創設者であるステファノ・ピカソ氏の名が由来になっていて、更に今回一部公開されているPS-01は、「これまでで最もクレイジーなカーボンファイバー」を採用しているとのこと。

具体的にどういったところがクレイジーなのかまでは明確になっていないものの、現時点で明らかになっているのは、ボディパネル全てがフルカーボンファイバであること、そして車体重量が僅か900kgしかないとのことで、そのスタイリングやパフォーマンスはLMP2耐久レースカーからインスピレーションを受けているそうです。


イタリア製の有名なV型6気筒ツインターボエンジンを搭載?

この他にも、リヤサブフレームも全てカーボンファイバを使用していて、3,200mmもの長さのカーボンファイバパネルを使用する等、とにかくありとあらゆるところにカーボンを使用することで徹底的に軽量化に努めているとのこと(そういった意味では確かにクレイジーかも…)。

ボディスタイルとしては2ドアスポーツクーペとなり、エンジンレイアウトはリヤミドシップとなりますが、どうやらピカソによると「最も有名なイタリア車のV型6気筒ツインターボエンジン」を搭載しているとのことで、最高出力は約600hpを発揮するとのこと。

イタリア車の有名なV型6気筒ツインターボエンジンと聞くと、最もイメージしやすいのはアルファロメオ・ジュリア・クアドリフォリオ等に使用されるV型6気筒ツインターボエンジン(元はフェラーリ製)やマセラティかと思われますが、約600hpも発揮するとなるとMC20に採用されているネットゥーノ(Nettuno)製エンジンである可能性も考えられそう。

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もちろん現時点では明確な答えは出ていないため、ピカソのプレスリリースを待ちたいところですが、パワーウェイトレシオ1.5kg/hpというとんでもないパフォーマンスを持つ一台ですから、相当なパフォーマンスを持つ一台なのではないかと予想されます。

デザインはポルシェ918スパイダー風?

フロントマスクは明らかになっていませんが、リヤデザインだけを見ていくとポルシェ918スパイダー(Porsche 918 Spyder)のようなエクストリームなスタイリングを持ち、リヤテールランプもフェンダー付近(リヤウィングの配置の関係もある)に設けるなど、中々一般車両では採用されないような特殊なデザインに仕上げられているのがわかります。

なおインテリアなどの画像はありませんが、ピカソによればSadev社製ギアボックスやSabelt社製スポーツシート、オーリンズ社製スポーツサスペンション等、可能な限り他社からの供給を受けることで、ハイパフォーマンス&信頼性の高いスポーツモデルを製造していく考えを示しています。

こちらはゴールドペイント仕上げのブレーキキャリパー。

しっかりと”PICASSO”のロゴが表記されていますね。

ちなみにこちらがピカソの企業ロゴになります。

なお新型PS-01は、既に数多くの投資家たちが先行予約済みとのことで、恐らくステファノ・ピカソ氏の技術力やデザイン、そしてピカソ・オートモーティブというブランドに高い評価を示している方々がデポジットを投入しているのではないかと予想されます。

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Reference:motor1.com