【価格は約830万円から】(米)ポルシェ新型タイカンのベースグレードが発売スタート!後輪駆動でタイカン4Sよりも約250万円安く買えるお得モデル

中国市場向けの販売も好調で、アメリカでも更に販売を伸ばしたいタイカン・ベースグレード

欧州やアメリカ、中国、そして日本など計4万台以上のバックオーダーを抱え爆発的ヒットを飛ばしているポルシェ初のピュアEVセダン・新型タイカン(Porsche New Taycan)ですが、いよいよこのモデルのエントリーグレードがアメリカ市場にて発売スタートしました。

既に中国市場では販売されているベースグレードの新型タイカンですが、駆動方式は四輪駆動(4WD)→後輪駆動(2WD)へと変更され、価格帯もアメリカで最も安価だったタイカン4Sの約1,080万円よりも約250万円安い、約830万円からにて購入することが可能になります。

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見た目はタイカン4Sと全く変わらず、ホイールや「4S」バッジの違いのみ

早速今回発表された新型タイカンのベースグレードを見ていきましょう。

エクステリアデザインは基本的に大きな変更もなく、大きく変わっているとすれば足元のアルミホイールと「4S」のバッジぐらいでしょうか。

システム総出力も522hp→402hpへとデチューンしているものの、より走りの楽しさに特化した一台になると思われ、アメリカ市場では既に先行予約も次々入っているとのこと。

直線性のパフォーマンスについては、0-100km/hの加速時間が5.1秒とベースグレードとは思えぬほどの速さで、0-400mの加速時間も13.7秒とスピーディー。

後輪駆動&パワフルを求めたいユーザーはパフォーマンスバッテリープラスがオススメ

またオプションにて、79.2kWh→93.4kWhへと変更することのできるパフォーマンスバッテリープラスのオプションも準備されているそうで、システム総出力402hp→469hp/最大トルク344Nm→357Nmへと大幅に向上することも可能。

更に225kW→270kWの充電にも対応しているとのことで、22.5分で5%→80%まで高速充電が可能になります。

航続可能距離については、NEDC規格で約412km(256マイル)、パフォーマンスバッテリープラスのオプションを装着したモデルであれば489km(303マイル)走行可能とのことですが、ここまで来ると約70kmの走行距離はさほど気にするものでもなく、どちらかというと後輪駆動ならではの走りのパフォーマンスに重きを置いている可能性が高そうです。

新型タイカン・ベースグレードのリヤデザインもほとんど4Sと同じ…そのほかのオプションや乗り出し価格帯はどれぐらい?気になる続きは以下の次のページにてチェック!