これでエントリーモデルなのか…アウディスポーツが超過激なTCRレーシングモデル・新型RS3 LMSを世界初公開!今後も様々なレースイベントなどで活躍しそうだ

先代RS3 LMSの血統を引き継ぐ究極のエントリーTCRレーシングカーが登場

アウディが展開するスポーツカーブランドのアウディスポーツ(Audi Sport GmbH)より、グローバルTCRレース用に設計された最新カスタマーレースカーモデルとなる・新型RS3 LMSが世界初公開されました。

今回発表された新型RS3 LMSは、ハイパフォーマンスグレードRS3セダンをベースにしていて、TCRカテゴリー向けのなかではアウディスポーツのエントリーレベルレースカーという立ち位置で、その過激な見た目とスペックを持ちながらも、「これでエントリーモデルなのか…」驚かされるほど。

一体どのような内外装デザインで、どれほどのスペックを持っているのか早速チェックしていきましょう。


RS3セダンとは大きく異なるエクステリアパーツ

こちらが今回発表された新型RS3 LMS。

今後24の国内外、地域、および国際的なレーシングシリーズと世界中にて開催されるであろうプログラム、耐久レースなどでも参戦することが予想されています。

まずは見た目からしてかなり過激でエクストリームなデザインを持つ新型RS3 LMSですが、空力効率を向上させるボディエクステンションやフロントエプロン、更にはエンジンとブレーキ用に改訂された冷却システム用エアインテークなどが組み込まれ、従来ラインナップされているRS3セダンとは大きく異なる設計に。

開発効率向上のため、風洞テストは一切行わずにシミュレーション評価のみ

グリル面積も非常に大きく、ボディスタイルも非常に滑らかなことから徹底的に風洞テストを行ってるんだろうなぁと思いきや、実はアウディスポーツとしては初めて風洞を使用せずに、フローシミュレーションを使用してコンピューターでの空力コンポーネントを計算するだけに留まっているとのこと。

これにより、風洞テスト用の施設や時間を浪費すること無く、非常に効率よく設計・開発がすすめられたそうです。

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