これでエントリーモデルなのか…アウディスポーツが超過激なTCRレーシングモデル・新型RS3 LMSを世界初公開!今後も様々なレースイベントなどで活躍しそうだ
パワートレインはTCR規制に基づきながらも、最高出力は340馬力
引続きアウディスポーツ新型RS3 LMSを見ていきましょう。
リヤにはトップルーフにまで届きそうな巨大リヤウィングを装着し、リヤバンパーエンドには無数のLMSステッカー?ペイント?が施されています。
気になるパワートレインについては、排気量2.0L EA888型直列4気筒エンジンを搭載し(上下水平に2つのウォータークーラーも搭載)、TCR規制に従いつつもストックエンジンブロックとシリンダーヘッド、クランクドライブ、バルブトレイン、インテークマニホールド、燃料噴射、ターボチャージャーを備えることで最高出力340psを発揮します。
トップスピードなどのスペックは不明ながらも、数百グラム単位まで軽量化に貢献
トランスミッションは、6速ヒューランドシーケンシャルを搭載し、以前のモデルよりも回転質量と慣性が低減され、800g軽量化されたツインクラッチが付属しているのも注目すべきところ。
この他、メカニックが素早くメンテできるように新開発のマルチディスクディファレンシャルも搭載。
内装も非常にスパルタンで、ステアリングもアルカンターラ巻きを採用しつつ、12時の部分にはイエローのセンターストライプ付き。
ちなみに先代RS3 LMSは世界限定180台のみ製造されましたが、今回の新型は具体的な販売台数は明らかになっておらず、具体的な価格帯についても明らかになっていないそうです。
ちなみに2020年終わりごろまでレース活動に参戦していたRS3 LMSは、僅か4年会という短いスパンのなかで世界中の1,051レースに登場し、計3,105回出場、279回勝利するだけでなく、764回も表彰台に上るといった好成績をマーク(日本でも2020年に篠原拓朗 選手とAudi Team Hitotsuyamaがタイトル獲得したことでも有名)。
次世代モデルにおいても、今回以上の記録更新となることが期待されています。
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Reference:CARSCOOPS