市販車最速モデルと期待されるもトラブル続きで炎上しているSSC新型トゥアタラ。当時最速記録を生み出したオーナーが強く主張「トゥアタラは300マイルに到達できる」

市販車最速記録の称号を得るための努力は惜しまなかったが、予想以上の敵が多かった

アメリカ・ワシントンを拠点とするSSC(シェルビー・スーパー・カーズ)が発表した、世界限定100台のみ販売のハイパーカー・トゥアタラ(SSC New Tuatara)。

このモデルは以前、ブガッティ・シロンSS300+(Bugatti Chiron Super Sport 300+)の最速記録となる490.49km/hよりも更に速い、532.93km/h(平均時速は508.73km/h)というとんでもない記録が生みだしたことでも有名ですが、この記録についてShmee150氏といった有名YouTuber等から「不正があったんじゃないか?」と疑惑が持たれ炎上。

その後SSCは、GPSの精度やロガーの記録が一部異なっていたなど、編集ミスが発覚したことを認め、これで更に大炎上しました。


不正疑惑を晴らすために2度目のチャレンジを行うも失敗・・・

SSCとしてはもちろん、このまま引き下がるわけにはいかないため、有名YouTuberなどを招待して2度目の最高速チャレンジに挑んだものの、何とチャレンジ途中にエンジンブローが発生する等、今度は品質などの問題で諸々の指摘を受けて再度炎上。

新型トゥアタラの量産モデルを正式発表して以降、何かとマイナスなことばかりが続くSSCですが、遂に3回目の最高速チャレンジにおいて、1回目の500km/h超えには達しなかったものの、1回目の最高時速は450.1km/hを記録し、2回目は460.4km/hを記録。

その平均最高速は455.3km/hという結果となり、ケーニグセグ・アゲーラRS(Koenigsegg Agera RS)の平均最高速となる447km/hの持つ記録を無事更新することに成功しました。

「これでようやく最高速の称号を得ることができる…」と喜ぶのもつかの間、新たなバッシングによりSSCが追い詰められることに。その理由とは?気になる続きは以下の次のページにてチェック!