(2021年)プジョーの新世代エンブレム(ロゴ)マークが世界初公開!高級感の中に力強さ、そして製造業を経てのピュアEVに取り組む歴史が刻まれた新たなデザイン

ピュアEV化を目指す”平面”エンブレムの中に、歴史を辿る奥行きと力強さを加味した新デザイン

フランスの自動車メーカーでお馴染みプジョー(Peugeot)は2021年2月25日、自社の新デザイン・エンブレム(ロゴ)マークを世界初公開しました。

フルモデルチェンジ版・新型208/2008/3008/5008といった主力モデルに関しては、2010年に導入されたキュートなシルバーライオンのエンブレムを採用していますが、今後の新型では、より力強くも高級感を持たせた全く新しいプジョーエンブレムが採用されます。


見方によってはランボルギーニっぽいエンブレム

こちらが今回採用された新生プジョーのエンブレム。

先代より採用されていたライオンが起き上がるデザインではなく、ライオンの顔だけとなり、しかもエンブレムのフレームはランボルギーニっぽい印象もありますね。

ロゴとしての導入は11番目となる今回の新デザインですが、プジョーの伝統ともいえるライオンは変わらずとも、そのデザイン変遷を見ていくと立体的で奥行きがありましたが、今回は他社でも取り入れている平面志向へとシフト。

プジョーは元々、製造業を営む歴史ある会社

つまりピュアEV化を目指すかのようなプジョーの新たな試みともいえますが、元々プジョーは自動車業を開始する前、製造業を営んでいたことは非常に有名な話。

様々な商品を販売する中で、最も人気だった商品がノコギリとのことですが、このノコギリの高い品質をアピールするために「百獣の王」であるライオンを広告に取り入れたことが、プジョーのエンブレムにライオンが採用されたことのきっかけだったといわれています。

プジョーの歴代エンブレムは12種類

そしてこちらが、1858年~2010年に採用されたプジョーのエンブレム(プジョーが自動車を販売したのは1889年)。

約170年という深くも長い歴史の中に、これだけのデザインロゴの変化が起きていたことも驚きですが、ライオンは「守り神」としてもたたえられているため、祈願の意味も込めて採用され続けたのではないかと考えています。

なおプジョーUKのマネージングディレクターであるジュリー・デビッド氏によると、「新しいロゴとブランドアイデンティティは、プジョーはもちろんのこと、あらゆるマークにとって重要な発展である。新しいロゴは、変化するモデルのラインナップとその瞬間の生活に関する新しい哲学を反映している。今年はロゴとブランドアイデンティティの両方をお客様に紹介できることを非常に嬉しく思います」とコメント。

【Reveal Program | Peugeot New Brand Identity】

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