塗装剥げ&錆びだらけの1971年式ポルシェ911Eタルガが販売中。多分レストア費用の方が販売価格よりも高額になりそうだ…更にホエールテールスポイラーを装着した911GT2RSも

これだけ塗装剥げ&錆びてても約400万円の価値を持つヴィンテージポルシェは凄い

さてさて、海外インターネット販売サイトeBayにて、何とも希少な1971年式のポルシェ911Eタルガ(Porsche 911 E Targa)が販売されています。

本来ならば約2,000万円の価値を持つであろう911Eタルガですが、今回は何と約426万円という激安価格での販売です。

一体どのような個体なのか?なぜここまで安いのか早速チェックしていきましょう。


納屋から発見されたかのような911Eタルガ

こちらが今回販売されている1971年式の911Eタルガで、ボディカラーはコンダグリーン(Conda Green)になります。

見た目からして程度の良くない911Eタルガですが、塗装剥げや錆が非常に目立ち、恐らく約426万円の販売価格以上に、レストア費用の方が圧倒的に高そうですね。

eBayの情報を見ていくと、ニューメキシコからロサンゼルスへと持ち込まれ、その後ビバリーヒルズカークラブ経由での販売になっているそうですが、ほとんど詳細となる情報は掲載されておらず、何とも謎だらけの個体。

こちらがサイドビュー。

車名の通りタルガトップを持つオープン仕様ですが、販売当時エントリーモデルとなるTとフラッグシップSの間に登場したモデルで、排気量2.4Lエンジンを搭載し、最高出力190hpを発揮するとのこと(どうやら911Sのエンジンにアップグレードされている模様)。

こちらはリヤビュー。

リヤエンジンフードには”911E”のバッジが貼付されていますが錆びてはいないようです。

その代わり、リヤクォーターパネルは酷く錆びてしまい、コンダグリーンの塗装もところどころ剥げてばかり。

しかもフロントガラスも無いため、公道走行はもちろん不可となります。

内装も全く手入れしておらず腐食も

内装も酷く汚れ、本革シートも一部腐食したりととにかく残念な状態。

一体どこからこのモデルが見つかったのか気になるところですが、もしかすると納屋にて発見された個体なのかも?

サイドシル部分も大変なことになっていますね。

フルレストアするとなるとどれだけの費用になるのでしょうか…もしかすると現代のエントリースーパーカーが購入できる金額かも?

リヤシートスペースもこんな感じ。

eBayによると、自走は可能とのことですが、フロントウィンドウも無いため走らせるのは非常に危険でしょうね。

フルレストアでまた新品状態に戻ってきてほしい一台です。

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