フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルe:HEV PLaYの実車インプレッション!質感はかなり高めながらも、パノラマルーフはかなり残念?【動画有】
続々と先行内覧会が開催されている新型ヴェゼル
さてさて、2021年4月23日より発売予定となっているホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(Honda New Vezel)ですが、最近では一部のホンダディーラーやイオンモールにて実車の特別(サプライズ)展示が行われているようです。
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今回も、某ホンダディーラーにて実車が特別展示されていたとのことで、内外装デザインがYouTube動画にて公開されています。
早速特別展示(先行内覧会?)された新型ヴェゼルの内外装デザインをインプレッションしていきましょう。
特別展示グレードは最上位のe:HEV PLaY(FF)
こちらが今回特別展示された新型ヴェゼルe:HEV PLaY(2WD)。
ボディカラーはプレミアムサンライトホワイト・パール×ブラックの2トーンカラーで、主力グレード並びに人気カラーとなっています。
※4月23日の発売後、各ホンダディーラーに展示される(試乗車含む)モデルのほとんどがe:HEV Zで、生産数が圧倒的に少ないe:HEV PLaYはほとんど展示されない模様
ちなみにこの動画を公開しているのは、YouTubeチャンネルのyackun23氏(画像並びに情報提供いただきありがとうございます!)。
フロントマスクをチェックしていくと、ワールドプレミア当初から賛否が大きく分かれたボディ同色グリルですが、改めて見てみると見慣れてきたこともあって非常に先進的でシンプル(グリル上部の水平基調メッキ加飾も控えめアクセントでグッド)。
ヘッドライトも全グレード標準装備となる三眼LED(ハイビームは中央単眼LED)を採用し、その上部にはe:HEV Z/e:HEV PLaYのみ標準装備される流れるタイプのLEDシーケンシャルウィンカーを搭載。
なおシーケンシャルウィンカーは、シームレスタイプでLEDデイライトの反転方式となりますが、抵抗が低めなのかメリハリを付けない柔らかなシーケンシャルを採用していますね。
フォグランプ周りは素地ブラックと艶有りブラックが混同している?
そしてこちらはフロントフォグランプ。
水平基調のシームレスタイプかと思いきや、意外とダイナミックな五眼LEDフォグランプを搭載。
そしてその周りのフォグランプフレームは素地ブラック仕上げで少しチープな感じでしょうか…フロントロアスポイラー部分は艶有りブラックで高級感がありますが、個人的にはブラックの部分は全て艶有りブラックに仕上げた方が良かったのでは?と思ったり。
とは言いながらも、恐らくフォグランプフレームも艶有りブラックにしてしまうと、フォグランプが反射して見づらくなる恐れがあるため、それを避けるために意図的に素地ブラックにしたのではないかと考えています(デザイナー側の配慮?)。
フロント・リヤフェンダーも艶有りブラックで光沢を付けて高級感アップ。
フェンダーの内側には遮音材が設けられ、走行時のノイズなどを低減するよう工夫が施されています。
18インチタイヤはパフォーマンス&品質重視のミシュラン製プライマシー4
そして個人的に驚いたのが、新型ヴェゼルのe:HEV Z/e:HEV PLaYに標準装備される18インチタイヤがミシュラン製プライマシー4(Michelin Primacy 4)であること。
濡れた路面にも強いプレミアムコンフォートタイヤで、且つ日本市場にて求められる静粛性・快適性(パターンノイズを約6%低減)を追及しているため、コンパクトSUVでここまで高い質感を求めてくる辺り、ホンダの新型ヴェゼルにかける想いがしっかりと伝わってきます。
タイヤサイズは225/50R18インチで、レクサスNX F SPORTの235/55R18インチタイヤに近いサイズ感で非常にスポーティ。
なおアルミホイールは、切削アルミに艶有りブラック塗装を施したデュアルトーンタイプに仕上げられています。
参考までに、ガソリンG/e:HEV Xに標準装備される16インチタイヤはハンコック製KINERGY eco2(215/60R16インチ)となっています。
こちらはフロントボンネット。
コンパクトSUVということもあり、フロントフードの支持はダンパー式ではなくつっかえ棒式。
新型ヴェゼルe:HEV PLaYに唯一設定されるパノラマルーフの使い勝手は微妙は?気になる続きは以下の次のページにてチェック!