フロントマスクのほとんどがグリル!中国の最高級車・紅旗(ホンチー)がシャンデリア付&ハンドルレスのコンセプトカーL-Conceptを世界初公開!

BMWもいつかこんな巨大グリルになったりするのかな…

2021年4月19日より開催の中国・上海モーターショー2021にて、中国の最高級自動車メーカーでお馴染みに紅旗(ホンチー)の新世代フラッグシップショーファーカー・Lコンセプト(Hongqi New L-Concept)を世界初公開しました。

紅旗(ホンチー)と言えば、1958年に毛沢東によって設立された中国国営・中国第一汽車集団有限公司の最高級ブランドで、2021年2月には最高級セダンH9が日本に上陸するなど、その注目度は一気に広がりました。

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そんな紅旗より発表された新世代コンセプトモデルが「とんでもない仕様」とのことで大きな話題となっています。

早速新型L-Conceptの内外装をチェックしていきましょう。


フロントマスクのほとんどがパルテノン風グリルに支配されたL-Concept

こちらが世界初公開された紅旗・新型L-Concept。

ボディスタイルは非常に伸びやかでルーフが下っていくファストバックを採用し、後席用のドアはロールスロイスと同じコーチドアを採用しますが、何よりも一番のインパクトはそのフロントフェイス。

フロントマスクのほとんどがロールスロイス風のパルテノングリルを採用し、まるでサメのような狂暴な顔つきにも見えますが(黒塗りのボディが更にヤバさを引き立てている)、Aピラーからリヤからに掛けてのホワイト2トーンカラーも中国らしい個性さをアピール。

紅旗のLシリーズは購入前審査があり、非常にハードルの高いモデル

ちなみに紅旗のLシリーズは、他のHシリーズやSシリーズ、Eシリーズとは大きく異なる別次元のグレードで、中国の高級官僚や富裕層の中でも選ばれた人物以外は購入することができず(たとえどんなにお金を積まれようとも)、紅旗独自の審査をクリアすること、前払いで購入しなければならないなど、とにかくハードルの高いグレードとしても有名。

そんなLシリーズの最上級クラスともいえるL-Conceptですが、仮にこのモデルが市販化されたとしても、購入できる人物は高級官僚などに限定されるのではないかと予想されます。

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L-Conceptは2023年の販売を目指して開発中

少し話は逸れてしまいましたが、改めて新型L-Conceptを正面から見てみるとこんな感じ。

ピュアEVのようにグリルレスバンパーを採用するわけでもないことから、恐らくV型6気筒ツインターボもしくはV型8気筒エンジンを搭載するハイブリッドシステムが採用されるものと考えられるものの、紅旗曰く、2023年の市販化を目指して既に開発は着手しているとのこと。

しかもこれだけの大口化したフロントグリルを採用する可能性が高いとのことですが、バンパー周りの複雑なLEDデイライト?などがそのままトーンダウンせずに採用されるのかも気になるところです。

新型L-Conceptのリヤデザインや内装も常識破りのデザイン?何と車内にはシャンデリアも…気になる続きは以下の次のページにてチェック!