中国高級メーカーWEYがゴリゴリのオフロードSUV・新型タンク700を世界初公開!メルセデスGクラスだけでなく、トヨタ新型ランドクルーザー300もライバル視しているようだ
そもそもトヨタ新型ランドクルーザー300が中国市場にて販売されるかも不明だが…
2021年4月19日より開催の中国・上海モーターショー2021にて、中国の自動車メーカー長城汽車の高級ブランドでお馴染みWEYより、全く新しいオフロード&クロカン風SUVの新型タンク700が世界初公開されました。
今回発表された新型タンク700は、これまでWEYが築き上げてきたオフロードSUVブランド・タンクシリーズの中型~大型SUVをターゲットとした高級オフロードモデルとのことで、競合モデルにはメルセデスベンツGクラス(Mercedes-Benz G-Class)が含まれているそうですが、なぜかこのほかにもトヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)も含まれているようです。
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ちなみに新型ランドクルーザー300は、中国市場にて販売される予定は今のところなく、あくまでも武骨な見た目や適度なラグジュアリー性という点だけで競合の対象に含まれているだけだと予想されますが、将来的にマイルドハイブリッドモデルが登場するタイミングで、中国市場への導入の可能性もあるのかもしれませんね。
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新型タンク700は確かに武骨でオモチャっぽいスタイルが魅力的
ちなみにこちらが、上海モーターショー2021にて世界初公開された新型タンク700。
その見た目は武骨でメカメカしく、確かにクロカンっぽい大型SUVといった印象ですが、フロント・リヤフェンダーモールは無塗装ではなく艶有りブラックで高級感を演出しているあたり、雰囲気からしてGクラスを競合視しているのは何となく納得(オプションにてカーボンに変更できるとの噂も)。
なおWEYによれば、新型タンク700は若年層ユーザーを対象に販売していきたいとの考えを示しているそうで、具体的な理由や背景については一切説明していないものの、もしかすると中国市場でも高級SUVの人気が非常に高いのかもしれません。
中国の美的ニーズ(?)にフォーカスを当てたクロカンSUVとな?
デザインとしては先進性を持たせたデザインというよりかは、ちょっとレトロチックではありながらも、中国市場の美的ニーズにフォーカスを当てたモデルという印象で、こうした武骨でありながらも直線的で複雑なプレスラインを設けるなど、他のSUVでは中々見られないポイントがあるのもWEYならでは(それにしても給油蓋が小さすぎないか…?)。
「コンセプトカーっぽい」量産車に
リヤビューはこんな感じ。
リヤエンドにはスペアタイヤカバーが設けられ、一目でタンクブランドであることがわかるように”TANK”ロゴを貼付。
そしてリヤテールランプは水平基調で、メカメカしさに加えて近未来的なコンセプトカーをイメージしているとのこと。
更にマフラーは両サイド2本出しのクワッドエキゾーストというのもスポーティで魅力的だと思います。
メカメカしくも武骨なエクステリアとは別に、内装はかなりのラグジュアリー仕様?!そしてパワートレインは?気になる続きは以下の次のページにてチェック!