フェラーリ250GTOに敬意を表した新型スクアーロV12の量産デザインが世界初公開!目標重量は1,000kg以下、V12エンジンを搭載するハイパフォーマンスモデルに
これまた楽しそうなクラシカルモデルが登場するようだ
イギリスを拠点とするフェラーリのスペシャリストでお馴染みGTOエンジニアリングが、フェラーリ250GTOに敬意を表した新世代スーパーカーの量産仕様・スクアーロV12(GTO Engineering New Squalo V12)を世界初公開しました。
以前はプロジェクト・モデルナ(Project Moderna)という開発コードにて発表し「新しい素材を使用して、現代のクラフトマンシップの限界を押し上げ、チームが1991年以来、様々なロード/レース志向のフェラーリを構築してきたことの集大成」とし、今回新たな名称となるスクアーロV12として”量産モデル”で発売するそうです。
その見た目は確かにフェラーリ250GTOの現代版
こちらが今回世界初公開された、フェラーリ250GTOに敬意を表した新型スクアーロV12の量産デザイン。
新世代モデルとは言いながらも、250GTO風のレトロチックなエクステリアを採用しつつ、LEDヘッドライトやLEDデイタイムランニングライトを採用することで現代的に。
そして当初の開発コードから変わらない「車体重量1,000kg未満」を目標重量とし、パワートレインもV型12気筒自然吸気エンジンを搭載、トランスミッションはダイレクトなドライビングを体感してもらうためにMTのみ設定となっています。
サイドビューは1960年代のレーシングカーをイメージ
サイドビューはこんな感じ。
1960年代のレーシングカーの意匠を継承しつつ、旧世代モデルではよく見られたフラットに近いロングノーズがまた印象的。
丸みを帯びたボディスタイルも旧世代特有で、このクラシカルなヴィジュアルから1,000kg未満のライトウェイト仕様でV12エンジンを搭載するというのも中々にクレイジーですね(あとはどれだけのスペックになるのか気になるところ)。
なお足元のアルミホイールは、GTOエンジニアリングが独自に開発している特注の18インチアルミホイールで、そのホイールデザインもかなり独特。
先端のトランペット形状は「ボンネットを開けた時の楽しみ」の一つに
ちなみにこちらがスクアーロV12に搭載される専用V型12気筒自然吸気エンジンで、GTOエンジニアリング曰く「フロントボンネットを開くたびに、トランペットのようなデザインが見えることでワクワク感を与えたかった」とのこと。
現時点では具体的なエンジンスペックやサイズなどは明らかにされていませんが、2021年5月には正式な技術仕様が明らかになるそうです。
ちなみにスクアーロV12の「スクアーロ」とは、イタリア語で鮫(サメ)を意味。
既に2021年4月末段階で先行受注を受付けしているそうで、初期ロットモデルは2023年初め頃に納車される予定とのことです。
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Reference:CARSCOOPS