発売前から8年間もテストしていたブガッティ・シロン4-005(フォーファイブ)が世界初公開!Cロナも購入と噂の世界限定10台のみチェントディエチの開発車両が初スパイショット

ブガッティは発売前後でシロンの評価を継続していた

ブガッティが世界限定500台のみ販売しているノンハイブリッドハイパーカー・シロン(Bugatti Chiron)ですが、このモデルが発売される以前から今日に掛けて約8年間もテスト走行を実施していたシロン4-005(Chiron Four-Five)が世界初公開されました。

本来であれば、新型車は発表・発売される前に開発車両でのテスト走行を実施し、全ての評価が完了してようやく市販化に漕ぎつける流れとなりますが、ブガッティは少々特殊で、「発売後」も様々なエリアにて過酷な評価を継続してきました。


ところでシロン”4-005(フォーファイブ)”ってどういう意味?

ちなみにシロン4-005は、全部で8台ものプロトタイプが存在していて、今回公開されているマットブラックの個体は製造台数5台目。

なお”4-005”のコードの意味は、”4”がプロトタイプを意味する社内専用コードで、”005”が製造台数となります。

シロン4-005はこれまで、主にソフトウェア処理や、インフォテイメントシステム、パワートレイン機能、ドライバーに向けたウェルカムメッセージなどの細かな評価を行ってきました。

もちろん、車両本体の耐久性や信頼性を得るためにも、アメリカの公道をひたすら走り続けたり、ナルドにて高速走行を繰り返したり、南アフリカではヒートテスト、スカンダナビアでは雪上走行など、実生活での普段使い+αに十分耐えうるだけのハイパーカーとして、一切抜かりのない評価が続けられてきました。

走行距離は優に8万kmを突破!「スーパーカー=故障しやすい」というイメージを払拭へ

おそらく顧客向けに納車されているシロンのほとんどが、走行距離1,500kmを越えていないものと予想されますが、シロン4-005に関しては80,000km以上を確実に走破していて、これだけの走行距離を突破しながらも大きな故障もなく、順調に距離を伸ばしてきたそうです。

なお今回公開されているシロン4-005に関しては、一旦耐久試験なども終了するとのことでブガッティ本社にて保管されることになりますが、今後新たなバグなどが発生した際に再び評価として使用されるのかどうかは不明。

もしも今後使用されることが無いのであれば、もしかするとチャリティーオークションなどにて出品される可能性もあるかもしれませんね。

遂に世界限定10台のみ販売されたチェントディエチの開発車両が初スパイショット!気になる続きは以下の次のページにチェック!