ホンダ新型ヴェゼルの動的性能についてインプレッション!危うく事故に巻き込まれそうに…そして「走る・曲がる・止まる」の基本動作は?

納車されて1か月も経過していないのに、危うく信号無視の車と衝突事故を起こしそうになった

さてさて、2021年4月末に納車されてもうすぐ1か月が経過しようとしている私のホンダ新型ヴェゼル(Honda New Vezel)e:HEV Z×四輪駆動(4WD)ですが、つい先日、いつも利用している交差点が青信号だったため、周りを確認しつつ通過しようとしたところ、反対車線(右側)から急加速で信号無視+交差点を通過していくトヨタ・アルファード(Toyota Alphard)に遭遇。

瞬間的に「これはマズい」と思い、後続に車両がいないことを確認して急ブレーキを踏みますが、あとほんの少しブレーキが遅れていたら、私の車両の運転席側とアルファードが正面衝突していたかもしれません。

アルファードは何事もなく、そのまま交差点を物凄いスピードで通過・信号無視していったわけですが、このときに新型ヴェゼルの「止まる」という基本動作に加え、強く踏み込んだ時のブレーキングは優秀だと実感したんですね。

今でも思い出すと変な脂汗が出てきてしまいますが、まずは何事も無くて良かったですし、周りに車両もおらず、他車を巻き込むような事故にもつながらなくて本当に良かったと思います(ドライブレコーダーの映像はとりあえず保管している)。

ちょっと前置きは長くなってしまいましたが、今回の「止まる」という基本動作を踏まえ、新型ヴェゼルの動的性能「走る・曲がる・止まる」をインプレッションしていきたいと思います。


新型ヴェゼルの基本動作「走る」

まずは新型ヴェゼルの基本動作となる「走る」についてですが、走りのはじめとなる「走り出し/出だし」という点に注目していくと、これはコンパクトSUVで排気量1.5L 直列4気筒エンジン+デュアルモーターe:HEVを搭載していることもあり、かなり軽やかな印象を受けます。

ただ最近のホンダは、出だしの「ドッカン」とするような加速を嫌っているのか、アクセルを踏んで立ち上がるときはマイルド且つ上品に走るように、徐々に加速していくような感覚。

これは以前、私が所有していた新型フィット4(New FIT4)e:HEVや、フラッグシップミニバンとなる新型オデッセイ(New Odyssey)/ステップワゴン(Stepwgn)のe:HEVモデルも同様に感じていたことですが、オデッセイやステップワゴンになってくると車体重量が重くなってくるため、新型ヴェゼルに比べると出だしはやや重めに感じます。。

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なお私が所有している新型ヴェゼルe:HEV Zは四輪駆動となるため、他のグレードに比べて車体重量が1,450kgとやや重めになりますが、それでも過去に乗ってきたトヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)やレクサスNXに比べると、スペックや価格帯に対する出だしの軽やかさとパフォーマンス、全体のバランスは一番よくとれている考えています。

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