フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルのオートブレーキホールドは本当に”介入が早い”のか?実際に購入・納車されたオーナーが解説してみる

オートブレーキホールド機能は非常に便利だが、ちょっとデリケートな機能でもある

2021年4月末に私に納車されたホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(Honda New Vezel)e:HEV Z×四輪駆動(4WD)ですが、最近ブログ読者様より「新型ヴェゼルのブレーキホールドはそんなに早くON状態になるのか?」という質問が多く来ています。

「なぜオートブレーキホールドの質問?」と気になっていると、どうやらとあるYouTuberの方の新型ヴェゼルレビュー動画にて、「オートブレーキホールドの介入が早い」という評価があったそうなんですね。

念のため、その話題となっているレビュー動画を確認させて頂いたところ、確かに新型ヴェゼルの「オートブレーキホールドの介入が早い」という説明がありましたが、恐らく伝えたいニュアンスとしては、「ブレーキして完全に停車して(もしくはブレーキを踏み切って)いないにもかかわらず、オートブレーキホールドがON状態になり、ブレーキを離すと完全停車する」という意味合いなのだと考えています。

この件について、新型ヴェゼルを所有する私なりのインプレッションをご紹介していきたいと思います。


オートブレーキONのタイミングが早過ぎることは無いが、メーカーによってONの条件が異なるのはユニーク

まず結論から申してしまうと、渋滞時だと「新型ヴェゼルのオートブレーキホールドの介入(ブレーキホールドがONするタイミング)が早過ぎる」ということはないものの、別のシチュエーション・用途によっては「ちょっと使いづらいかも…」と感じます。

これについては、いつもお世話になっているホンダディーラーにも確認させていただきましたが、基本的にオートブレーキホールドがON状態になるのは、「速度が0kmになってから」。

ただ、これはメーカーによって「(例えばレクサスであれば)ブレーキの踏み込み量(奥まで踏み切る)」によってオートブレーキホールドがON状態になり、ブレーキを離しても自動的に停車状態をキープするというケースもありますが、新型ヴェゼル(ホンダのオートブレーキホールド搭載車)は、基本的に速度が0kmになったらオートブレーキが作動する仕組みになっています。

なので、新型ヴェゼルのブレーキの踏み込み量が100%の内の40%ぐらいだったとしても、速度が0kmになった時点でブレーキホールドが作動することも確認済み。

おそらくYouTuberの方が説明したいのは、「仮に速度0kmだったとしても、ブレーキを強く踏み込んだりしていないにも関わらず、停車するか・しないかというレベルでブレーキを軽く踏んでいてもオートブレーキが作動してしまう」と説明したいのだと考えられます。

新型ヴェゼルのオートブレーキホールドの”介入が早い”と感じるポイント(別のシチュエーション・用途)はココ?気になる続きは以下の次のページにてチェック!