アメリカ向けに303台しか生産されなかったポルシェ911(996)GT2が競売へ!走行距離9,000km以下で激渋シルバー&傷なしの極上品だ

過激仕様ながらも実は快適装備が充実した996GT2

引続きシルバーカラーのポルシェ996GT2をチェックしていきましょう。

リヤビューはこんな感じ。

後輪駆動(RR)主体のモデルなだけあって、リヤブリスターフェンダーの張り出しも驚異的。

リヤウィングも、両端が下側に垂れ下がることで空力を調整する特殊形状ですが、この点は996GT2の大きな特徴でもあります。

なおマフラー形状は真円でも楕円形でもスクエア型でもない楕円形と三角形の中間的な形状を採用しています。


エクステリアだけでなく、内装もほぼ新品レベルの美しさ

インテリアはこんな感じ。

ヘッドレストにエンボス加工されたポルシェ・クレストが付いたブラックレザー付となるスポーツシートを標準装備。

グレードとしてはハードコア仕様ですが、オートエアコンやCDステレオ、クルーズコントロールなどの快適装備が備わっているのも大きな特徴です。

それにしても内装も非常に上質ですし、ヒビや汚れ、劣化などはほとんど見受けられないため、定期的なメンテナンスは欠かさなかったのだと考えられます。

気になる996GT2の価格帯は?

気になるパワートレインについてですが、排気量3.6L 水平対向6気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力456hp/5,700rpm、最大トルク620Nm/3,500rpmを発揮。

トランスミッションは6速MTで、2019年にはオイルポンプシールやタイミングベルトなどの消耗品は全て新品に交換済み。

最後に気になる価格帯ですが、2021年5月30日時点で5日残しでありながらも、既に約1,240万円(113,000ドル)に到達。

恐らく1,500万円以上の価値は持つと思われますし、今後も投機の対象として購入されるユーザーが増えるのではないかと予想されます。

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Reference:BringATrailer