大排気量マッスルカーのダッジ・チャレンジャー・デーモンがピュアエレクトリックカー(EV)に?ポルシェ・タイカンがベンド・モータースポーツ・パークにてEV量産車最速記録を樹立!【動画有】

いよいよマッスルカーもピュアEVの次代に突入するのか…

アメリカの大排気量マッスルカーを製造することでお馴染みダッジより、ハードコアモデルのチャレンジャー・デーモン(Dodge Challenger Daemon)のエレクリック計画が進められているとのこと。

デトロイトのモータージャーナリストであるポール・アイゼンスタイン氏によると、ダッジ幹部とのインタビューにて次世代チャレンジャー・デーモンにはピュアEV用のバッテリーやモーターが搭載される予定で、排気量6.2L V型8気筒スーパーチャージャーエンジンは今後搭載されないと語っているそうです。


最大のライバルはテスラ・モデルS Plaid

なお次世代デーモンが最もライバル視するモデルが、テスラ新型モデルSプレイド(Tesla New Model S Plaid)とのことで、0-100km/h加速時間約2.0秒を実現する直線性に加え、圧倒的な加速の伸びを実現できるモデルを目指すと言われています。

過去にチャレンジャー・デーモンとテスラ・モデルSがドラッグレースバトルを繰り広げたとき、デーモンはドラッグレース用のスリックタイヤを履かせていたなかったことから惨敗しましたが、恐らく次世代ピュアEVモデルでは、そういったスリックタイヤだけに依存することなく、モーター本来の高いパフォーマンスを活かした走りが実現できるとのこと。

加えてダッジ幹部は、「史上最速のモデル」として取り組んでいるとのことで、FCAグループがステランティス傘下にある今、ダッジも積極的にピュアEVモデルの開発に注力していく可能性が高いと見られています。

現時点で次期デーモンのパフォーマンスがどの程度になるのかは明らかになっていませんが、テスラ・モデルS P100D/モデルSパフォーマンスはもちろんのこと、モデルS Plaidやポルシェ・タイカン(Porsche Taycan)といったモデルを圧倒するパフォーマンスを持つことが期待されています。

もしかしたらチャレンジャーだけでなく、チャージャーやデュランゴもピュアEVモデルとして将来的に市販化される可能性も高そうですが、その一方で大排気量エンジンを搭載するモデルが少しずつ淘汰されるというのも、ちょっと寂しい話ではあります。

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