急に来た!偽装が一気に薄くなったフルモデルチェンジ版・メルセデス新型AMG SLクラスの開発車両をスパイショット!ドアハンドルはフラッシュマウント式で先進的に

ここまで一気に偽装が薄くなった時期AMG SLクラスは初めて

いよいよ2021年末から2022年初め頃にデビュー予定となっているフルモデルチェンジ版・メルセデス新型AMG SLクラス(Mercedes-Benz New AMG SL-Class)ですが、今回偽装がかなり薄くなった開発車両がスパイショットされています。

SLクラスといえば、2013年以降毎年販売台数が減少し、2020年の年間販売台数は1,350台とかなり悲惨な数値となっていますが、その背景にはハイパフォーマンスモデルのAMG GTロードスターが導入されたことが大きいと云われています。

2021年以降のフルモデルチェンジのタイミングにて、AMG GTロードスターは1世代限りにて生産・販売終了となり、その後継モデル且つ統合を目的とした次世代AMG SLクラスが登場予定となっていますが、今回の開発車両を見る限りだと、より先進的でAMG GT寄りのスポーティなヴィジュアルにアップグレードされることは間違いなさそうです。

早速新型AMG SLクラスの開発車両をチェックしていきましょう。


新型AMG SLクラスのエクステリアはこうなっている

こちらが今回スパイショットされた新型AMG SLクラスの開発車両。

まだフロント・リヤ部分は分厚いカモフラージュラッピングにて偽装されていますが、フロントグリルやサイドビューは殆ど偽装が剥がされ、細部のデザインも明確になってきました。

まずフロントマスクを見ていくと、スイープバックヘッドライトとアグレッシブなメッシュデザインのサイドエアインテークが設けられる辺り、GTロードスターの系譜を大きく受け継ぎ、現行SLクラスから大胆な変更が施されることになりそう。

またフロントグリルは、AMG特有の縦型基調となるパナメリカーナグリルが採用されますが、グリルスポークはポリッシュ仕上げとなるのか、それともブラックのアクセントが加味されるかは現時点では不明。

トップルーフはちょっと衝撃的なソフトトップ、ドアハンドルはフラッシュマウント式で先進的に

サイドビューはこんな感じ。

ロングノーズ・ショートデッキスタイルが顕著に表れたボディラインに加え、トップルーフは現行のハードトップから(軽量化と低重心化も考慮して)ソフトトップの電動折り畳み式へと原点回帰することになりますが、こうして見るとガンメタにレッドの幌との相性は意外に良さそう。

もしかすると、ボディカラーにマッチした様々なカラーの幌(ブラック・レッド・ブラウン・タンカラーなど?)

あとはアウタードアハンドルも空力を考慮してフラッシュマウント(ポップアップ)式へと変更され、再設計が施されたサイドスカート、高性能ブレーキシステムと軽量デュアル5スポーク鍛造ホイールを組み合わせることで、コーナリングや旋回性を向上させるものと予想されます。

新型AMT SLクラスのリヤビューやプラットフォーム、そしてパワートレインはどうなる?気になる続きは以下の次のページにてチェック!